ストレングスファインダー資質別ランキング:日本と世界の違い

資質ランキング

日本と世界、ストレングスファインダーの資質ランキングにどんな違いがあるのでしょうか?

ストレングスファインダーのテストを受けた後は、自分の資質は共通の人が多いのか?それともレアな資質なのか?ちょっときになりますよね。

本記事では、日本と世界の資質ランキングを比較しながらその違いをご紹介いたします。

目次

ストレングスファインダー資質別ランキング

ストレングスファインダーとは

ストレングスファインダーは、アメリカの心理学者トム・ラスによって開発された、自己理解を深めるためのツールです。

ストレングスファインダーには、34種類の資質が存在し、それぞれの人が持つ強みを発見することができます。

ストレングスファインダー資質ランキング【一覧】

ストレングスファインダーは、世界中で利用されていますが、国や文化によって、人々の資質の偏りや傾向が異なる場合があります。そこで、本記事では、日本と世界のストレングスファインダー資質ランキングを比較します。

日本と世界のストレングスファインダー資質ランキングは、以下のとおりです。(データは2018年のものです。)

ランキング一覧(日本、世界)

順位日本世界
1最上志向達成欲
2調和性学習欲
3学習欲責任感
4個別化親密性
5共感性戦略性 
6ポジティブ調和性
7回復志向収集心
8着想回復志向
9適応性共感性
10収集心適応性
11慎重さポジティブ
12内省成長促進
13親密性個別化
14戦略性 着想
15達成欲分析思考
16責任感未来志向
17分析思考コミュニケーション
18未来志向アレンジ
19成長促進最上志向
20公平性内省
21社交性包含
22アレンジ運命思考
23コミュニケーション公平性
24自我社交性
25包含慎重さ
26目標志向信念
27原点思考競争性
28活発性活発性
29運命思考目標志向
30信念原点思考
31競争性規律性
32規律性自我
33指令性指令性
34自己確信自己確信
ストレングスファインダー日本と世界の比較

出典:STRENGTHASIA

出現率比較(日本、世界)

下の図は日本と世界の1位のものを1とした時の出現率の比率比較になります。

色の意味は次の通りです。

紫色:実行力
オレンジ色:影響力
青色:人間関係構築力
緑:戦略的思考力

全体的にはオレンジ色(影響力)の出現率は少なめですが、日本では「最上志向」が1位なのが大きな特徴です。

世界では紫色(実行力)が上位に固まっています。

ストレングスファインダー資質ランキング【上位5位比較】日本と世界

まず、日本と世界のストレングスファインダーの上位5位の資質を比較すると、以下の違いが見られます。

日本と世界のストレングスファインダー資質ランキングの違いを比較すると、日本では最上志向が1位で、世界では19位と、日本人は最善を目指す姿勢が強いことがわかります。また、日本では調和性が2位で、世界では6位と、チームの調和を重視する傾向が強いです。一方、世界では達成欲が1位で、日本では15位と、達成欲に関しては世界の方が高い傾向があります。責任感も世界では3位で、日本では16位と、世界の方がより強い傾向があります。

日本からみた世界

日本1位【最上志向】

最上志向:日本では1位ですが、世界では19位。日本人は最善を目指す姿勢がより強いことがわかります。

日本2位【調和性】

調和性:日本では2位ですが、世界では6位。日本人はチームの調和を重視する傾向が強いです。

日本3位【学習欲】

学習欲:日本では3位で、世界でも2位。両方とも高いランキングで、新しい知識や技能を得ることに喜びを感じる共通点があります。

日本4位【個別化】

個別化:日本では4位ですが、世界では13位。日本人は他者の個性や才能を見出すことが得意である傾向が強いです。

日本5位【共感性】

共感性:日本では5位で、世界では9位。どちらも高いランキングで、他者の感情や立場に共感する能力が共通しています。

世界から見た日本

世界1位【達成欲】

達成欲:世界では1位で、日本では15位。達成欲に関しては世界的により高い傾向が見られます。

世界2位【学習欲】

学習欲:世界では2位で、日本でも3位。両方とも高いランキングで、共通点があります。

世界3位【責任感】

責任感:世界では3位で、日本では16位。世界的に責任感がより強い傾向があります。

世界4位【親密性】

親密性:世界では4位で、日本では13位。世界では他者との深いつながりを築く能力がより重視されています。

世界5位【戦略性】

戦略性:世界では5位で、日本では14位。世界的には目標達成のための戦略を立てる能力がより重要視されています。

ストレングスファインダー資質ランキング【下位5位比較】日本と世界

日本と世界のストレングスファインダー資質ランキングの30位以下を比較すると、いくつかの共通点と違いが見られます。どちらのランキングでも、規律性、指令性、自己確信が下位に位置しており、これらの資質は世界でも日本においても低い傾向があります。

日本では、信念や競争性が30位以下にランクされており、これらの資質は日本人においては低い傾向が見られます。一方、世界では目標志向や原点思考が30位以下にランクされており、これらの資質は世界ランキングの方が低い傾向が見られます。

しかしランキングが低くても(=レアな資質)であったとしても、それぞれの資質はあなたにとって唯一無二の才能であり、価値があることを忘れてはいけません。他者との違い=価値、資質の違いを理解し、尊重することが、自分自身の成長や周囲との関係を向上させるための重要なステップです。

下位5位日本からみた世界

日本30位【信念】

信念:日本では30位で、世界では26位。信念に関しては日本の方が世界よりも低い傾向があります。

日本31位【競争性】

競争性:日本では31位で、世界では27位。競争性に関しては日本の方が世界よりも低い傾向があります。

日本32位【規律性】

規律性:日本では32位で、世界では31位。どちらも低いランキングで、規律性に関しては顕著な違いは見られません。

日本33位【指令性】

指令性:日本では33位で、世界では33位。両方とも同じランキングで、指令性に関しては違いは見られません。

日本34位【自己確信】

自己確信:日本では34位で、世界では34位。両方とも同じランキングで、自己確信に関しては違いは見られません。

世界からみた日本

世界30位【原点思考】

原点思考:世界では30位で、日本では27位。どちらも低いランキングで、顕著な違いは見られません。

世界31位【規律性】

規律性:世界では31位で、日本では32位。どちらも低いランキングで、規律性に関しては顕著な違いは見られません。

世界32位【自我】

自我:世界では32位で、日本では24位。自我に関しては、世界よりも日本の方が高い傾向があります。

世界33位【指令性】

指令性:世界では33位で、日本では33位。両方とも同じランキングで、指令性に関しては違いは見られません。

世界34位【自己確信】

自己確信:世界では34位で、日本では34位。両方とも同じランキングで、自己確信に関しては違いは見られません。

ストレングスファインダー資質ランキング【最後に】

資質ランキングの比較から、日本と世界で異なる傾向が見られましたが、重要なのは、それぞれの資質があなたにとって唯一無二の才能であることです。

上位であろうと下位であろうと、その資質があなたの個性を形成し、他人との違いや価値を生み出しています。

同じ資質を持つ人がいても、その使い方や組み合わせで異なる価値が生まれます。

資質の違いがあるからこそ、人々は互いに補完し合い、チームや組織でより良い成果を出すことができます。また、自分と他人の資質を理解し、尊重することが、人間関係の向上につながります。

最も大事なのは、あなたが持つ資質を使いこなすことです。自分の強みや才能を理解し、それを活かすことで、自分自身の成長や周囲との関係がより良いものになります。

どの資質が上位であっても下位であっても、それを大切にし、活用することで、あなたの人生はより充実したものになるでしょう。

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■追記

自分に強みを活かせる職業はなにか?

適職事例の一部を紹介しています。

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