ストレングスファインダー(クリフトストレングス)のテストを受講した人で、自身の資質について「もっとよく知りたい!」と思う人は多いと思います。
しかし一方、ギャラップ社の本やレポートだと少し分かりづらい部分もありますよね。
そこで、本記事では【原点思考】の強みや弱み関して、これまで認定コーチとして体験もあわせて解説したいと思います。
自身の強みをよく知りたいという人は、ぜひ本記事を参考にして下さい。
ストレングスファインダー【原点思考】の特徴とは?|こんな人

私は「過去から未来を予測する人」と呼んでいます。
■こんな事ありませんか?
・歴史や過去を調べるのが好き
・歴史的な偉人にリスペクトを感じる
・物語の原点を探す
・人の小さい頃の生い立ちを聞くのが好き
・歴史は繰り返すと思う時がある
これらは、【原点思考】の代表的な特徴になります。
この中に、あなたに当てはまる事はいくつありましたか?
もし当てはまる事が多ければ、あなたは【原点思考】の資質が強い人かもしれません。
ストレングスファインダー【原点思考】資質を理解するための動画
原点思考の解説動画
Galip公式による資質別の解説動画です。
その資質の思考、行動、感情の特徴がよく分かる動画になっています。
ストレングスファインダー【原点思考】資質解説
【原点思考】の資質が高い人は、過去について考えるのが好きです。歴史をたどることにより、現在を理解します。
出典:Gallup【公式】HP
■資質TOP5への出現率ランキング
日本27位/世界30位
■ドメイン/英語名
戦略的思考力/Context
■説明
原点思考 は、過去から学ぶことが得意です。過去の事例や歴史上の出来事から、同じようなパターンを見出し、将来へ備えます。歴史や背景を知ることで自信を深めます
キーワードは「過去」と「現在」
あなたは、唸れながら、過去の出来事や物事の原点に魅力を感じ良く理解をしています。そのため、重要なイベントや歴史を自然と記憶しています。あなたはその記憶をたよりに未来を想像します。同じようなパターンや同じような出来事が未来におないか予測する事ができます。まさに歴史は繰り返す。その事をあなたは何回も経験してきたでしょう。
まさに「過去から未来を学ぶ人」です。
ストレングスファインダー【原点思考】の適職とは?
創業家は新しいビジネスを立ち上げる上で、ビジネスアイデアの原点を探求することが重要です。原点思考を持つことで、自分のアイデアに根拠を持たせ、長期的な視野で事業を展開することができます。
フィロソフィー教授や歴史家は、哲学や歴史の中にある根源的な問いについて考察し、回答を見出すことが求められます。原点思考は、過去の出来事や思想を深く分析し、問題解決につなげることができるため、彼らにとって重要な能力です。
小説家は、物語の世界観や登場人物の背景を創造するため、原点思考が必要不可欠です。物語の根幹となるアイデアを探究し、深い洞察力を持つことで、読者を魅了する作品を生み出すことができます。
宗教家は、宗教的な信条や教えに対して、深く考察し、新しい信念を生み出すことが求められます。原点思考は、宗教的な考え方を深く理解し、新たな解釈や考え方を導き出す上で非常に重要な資質です。
ストレングスファインダー【原点思考】得意な事|強み
【原点思考】が心地よいと感じる時は「過去を把握している状態」と「過去から現在の方向性がわかる事」です。
そのため仕事や会社において
✅過去の技術を学び現在の技術に応用する
✅前任者の業務を調べて今の仕事に応用する
✅歴史を調査する仕事
という事が得意という人が多いです。
ストレングスファインダー【原点思考】苦手な事|弱み
一方、「過去を把握できない状態」と「過去から現在の方向性がわからない状態」などの環境では興味やエネルギーが湧きづらいという点もあります。
例えば、
✅前例がない取り組み
✅過去を知らない知人
✅過去の失敗が通じない状況
などの場面ではやる気や力がでないという人も多いです。
資質の活用方法|強みと弱みは一体
ストレングスファインダーを使いこなす大事なメッセージとして、「強みと弱み」は一体というものがあります。
決して弱みを消そうとしてはいけません。
キーワードはアクセルワークとブレーキワークです。
どんなに高性能な車でも、アクセルを踏みっぱなしは危険です。
早く走るには同時にブレーキワークを覚える必要があります。
資質も同じです。
車は道や状況にあわせてアクセルとブレーキをコントロールします。資質は環境や人にあわせてアクセルとブレーキを使い分ける事が大事です。
アクセルとブレーキ両方を踏みっぱなしになる事がないようにコントロールできるのがあなたの成長のためのヒントです。
ストレングスファインダー【原点思考】を活用するためのヒント|やる気スイッチ
繰り返しにはなりますが【原点思考】が心地よいと感じるのは「過去を把握している状態」と「過去から現在の方向性がわかる時」です
この状態を意識的に入る事で【原点思考】のやる気スイッチが押される可能性が高くなります。
下記は一例です。
✅過去のトラブル事例集を作る
✅過去の偉人の業績から学ぶ
✅新しい技術の歴史や原点を探る
あなたならどんなやり方がありますか?



