ストレングスファインダー(クリフトストレングス)のテストを受講した人で、自身の資質について「もっとよく知りたい!」と思う人は多いと思います。
しかし一方、ギャラップ社の本やレポートだと少し分かりづらい部分もありますよね。
そこで、本記事では【分析思考】の強みや弱み関して、これまで認定コーチとして体験もあわせて解説したいと思います。
自身の強みをよく知りたいという人は、ぜひ本記事を参考にして下さい。
ストレングスファインダー【分析思考】の特徴とは?|こんな人

私は「データの申し子」と呼んでいます。
■あなたはこんな事ありませんか?
・自分を客観的な人間だと感じている
・判断するときにはまず数字から見る
・データからパターンや関連性を見つけるのが得意
・感情に左右されることはあまりない
これらは、【分析思考】の代表的な特徴になります。
この中に、あなたに当てはまる事はいくつありましたか?
もし当てはまる事が多ければ、あなたは【分析思考】の資質が強い人かもしれません。
ストレングスファインダー【分析思考】資質をもっと理解するための動画
分析思考の解説動画
Galip公式による資質別の解説動画です。
その資質の思考、行動、感情の特徴がよく分かる動画になっています。
ストレングスファインダー【分析思考】資質解説
【分析思考】の資質が高い人は、物事の理由と原因を追求します。状況に影響を与える可能性のあるすべての要素を考慮に入れる能力を備えています。
出典:Gallup【公式】HP
■資質TOP5への出現率ランキング
日本17位/世界15位
■ドメイン/英語名
実行力/Analytical
■説明
分析思考 は、事実とデータから物事を考えます。データからパターンやストーリーを見出す事もうまく、感情的な場面でも冷静な判断をします。データを活用することで自信を得ます。
キーワードは「客観的」と「データ」
あなたは、常に論理的かつ客観的でいたいと考えています。データや事実を重視します。そのため、一見複雑なデータや複雑な事実の中に単純さを見つけ出す事ができます。
まるで、データがあなたを突き動かしているような感覚になるときもあるでしょう。
まさに「データの申し子」のようです。
ストレングスファインダー【分析思考】適職とは
データ分析家は、大量のデータを収集し、分析して意味のある情報を導き出すことが求められます。分析志向は、データに対して好奇心を抱き、常に分析的に物事を考える傾向があります。分析志向のある人材は、膨大なデータを扱いながらも、必要な情報を迅速かつ正確に判断することができます。
経営コンサルタントは、クライアント企業の経営課題を解決するため、データ分析やリサーチを通じて、最適なビジネス戦略を提供します。分析志向のある人材は、データを分析して問題点を特定し、その問題に対する解決策を提示する能力があります。
統計学者は、データを数学的に解析し、意味のある情報を得るための方法を開発する専門家です。分析志向のある人材は、データを扱うことが得意で、科学的な手法でデータを分析し、それをビジネスに活かすことができます。
証券アナリストは、企業の業績や市場動向を分析し、株式や債券などの投資商品の評価を行います。分析志向のある人材は、多様なデータから必要な情報を抽出し、それを基に投資判断を下す能力があります。
インテリジェンスアナリストは、情報を収集し、分析して、潜在的な脅威や機会を見つける仕事を担当します。分析志向のある人材は、膨大な情報を分析して、必要な情報を取捨選択し、効果的な分析結果を得ることができます。
ストレングスファインダー【分析思考】得意な事|強み
【分析思考】のキーワードは「客観」と「データ」です。
✅数字を扱う業務
✅事実を重んじるような業務
✅正確である事がもとめられる業務
などが得意という人が多いです。
ストレングスファインダー【分析思考】苦手な事|弱み
一方、「客観的でいられない状態」と「データがまったくない状況」などの環境では興味やエネルギーが湧きづらいという点もあります。
例えば、
✅根拠のない理論を聞く
✅感情が優先される場面に立ち会う
✅データがなく判断を求められる
などの場面ではやる気や力がでないという人も多いです。
ストレングスファインダー【分析思考】資質の活用方法|強みと弱みは一体
ストレングスファインダーを使いこなす大事なメッセージとして、「強みと弱み」は一体というものがあります。
決して弱みを消そうとしてはいけません。
キーワードはアクセルワークとブレーキワークです。
どんなに高性能な車でも、アクセルを踏みっぱなしは危険です。
早く走るには同時にブレーキワークを覚える必要があります。
資質も同じです。
車は道や状況にあわせてアクセルとブレーキをコントロールします。資質は環境や人にあわせてアクセルとブレーキを使い分ける事が大事です。
アクセルとブレーキ両方を踏みっぱなしになる事がないようにコントロールできるのがあなたの成長のためのヒントです。
ストレングスファインダー【分析思考】を活用するためのヒント|やる気スイッチ
繰り返しにはなりますが、【分析思考】のキーワードは「客観」と「データ」です。
これらのキーワードに関係する環境や場面に行く、あるいは、行動する事で【親密性】のやる気スイッチが押される可能性が高くなります。
下記は一例です。
✅新しい分析手法を学ぶ
✅データベースを構築する
✅常に新しいデータに書き換わるようなシステムを作る
など、あなたならどんなやり方がありますか?



