【体験談】スピード転職、1ヶ月で内定確定したスケジュールを公開

この記事の読者の中には、「今すぐ転職したい!」と考えている方も多いと思います。

しかし、いろんな都合で、現職をやめるわけにはいかず、時間のやりくりに苦労されている方も多いのではないでしょうか?

それでも少しでも早く転職がしたい!」

そう思って頑張っている方へ

私の転職体験談が参考になればと思い、記事にさせて頂きました。

私は過去4回転職をしていますが、転職期間はすべて1ヶ月程度で終えることができました。

特に4回目の転職は50歳を過ぎてからでした。

一般的には転職は難しい…

そう言われる年齢ですが、約1ヶ月(5週間)で転職する事ができました!

また、現在も実際に50代で転職活動している人が参考になるようなリアルな転職経験談はネット上にほぼなく

本気で「最短で転職したい!」

と過去の私のように悩んでいる方の参考になれば嬉しいと思い記事にしました。

ぜひ最後までお読み下さい。

目次

はじめに|最短転職スケジュール

「来月から他の部署に行ってもらうから、準備しておいて。」

ある日突然上司から呼び出しメールが入り、会議室に入ったあとの開口一番のセリフです。

当時、私はある健康機器開発メーカーの開発部の管理職でした。

提示された内容は

・降格
・給与ダウン
・配置換え

明らかな左遷でした…

私は頭が真っ白です。

ドラマの中でしか見た事がなかった事がまさか現実に、しかも自分に起きるとは…

確かに、コロナ禍の中、開発は全てストップ。会社の業績はあまりよくありませんでした。

提案する企画もすべて通らず、実際に動いているプロジェクトは0の状態でした。甘かったです…

「うちは人を遊ばせる余裕はないから」

子会社のサービス部門への異動命令でした。しかも給料は4割カット!

子供達の学費や家の家賃など、生活は余裕がなく妻もパン屋のバイトで家計を支えてくれていました4割カットはそのまま生活ができなくなる事を意味します。

「わかりました、ではこの会社もう辞めます。」

思わずそんな言葉が口から出てしまいました。

妻にはこれ以上心配はかけられない

しかし、この会社にいても生活はできない

給料が減ってから転職活動をしたのでは、ではもう給与を元に戻すことはほとんどできません。

もう、転職するしかない…

給与カットはそれだけ影響が大きいのです。

しかし、家族には心配をかけたくないという気持ちが大きく、妻にはこの事を話すことはできませんでした

私は妻に退職がバレる前に1ヶ月で転職先を探さなければならなくなりました。

エピローグ:まず転職エージェントに登録?|これは間違いの始まり

「転職を始めるなら、まずエージェントに登録して…」と考える方も多いかもしれません。しかし、実はそれは危険な第一歩です。

私も当初、40代の時と同じように、とりあえず求人情報が欲しくていくつか大手の転職エージェントに登録しました。

しかし、そこで待っていたの冷たい言葉ばかり・・・

「そのご年齢で紹介できるものはありません。」

「経験者でないと新しい業界は難しいです。」

「なにか、人と違う活かせる経験などございますか?」

しかも連絡してくるのはすべて若い新人と思わしきエージェントばかり。。

この記事を読んでいただいている方には同じような経験もしている方も多いのではないでしょうか。

私はまた目の前が真っ暗になりました。。。

そんな時ふと思い出したのが、キャリアコーチをしている知人の事です。

その方とは以前の会社の同僚で、今は独立してキャリアコーチをしていると話だけは聞いていました。

そこで私は、この現状を打破するために、思い切ってその知人に連絡を取ってみることにしました。

キャリアコーチの知人は、私の悩みを親身に聞いてくれました。

そして、自分が本当にやりたいことや、これまでの経験で活かせるスキルを一緒に整理していくことで、新たな視点からの自己分析が進みました。

自分にとって何が強みになるのか、どういう仕事が自分に合っているのかを見つけ出せたことで、転職活動の方針がようやく明確になったのです。

1週目:自己PR・職務経歴書作成|私の最短転職スケジュール

【1週目】のポイント!
まずは、「職務経歴書」を作成します!その中でも自己PRはもっとも重要な文章です。

品質重視!急いでるからといって適当なものを作成してはいけません。求人サイトを見るのはその後です。求人情報を見るために、あなたの情報を登録させるものが多く、このタイミングで中途半端なものをエントリーするとエージェントからの紹介率に影響します。

「転職エージェントに相談する前に、まず職務経歴書をしっかりと仕上げておくことが重要です!」

まずそのキャリアコーチが助言してくれたことです。

「え?なぜ?職務経歴書なの?」と思いましたが、そのコーチはさらに続けました。

「転職エージェントは企業の代表としてあなたに合っているんです。面接と同じつもりで会わないとダメです。」

「ですから、あなたが持っている経験やスキルを、ただ並べるだけでは意味がないんです。職務経歴書は、企業にとって ‘この人こそが欲しい人材だ’ と思ってもらうためのメッセージ。自分がなぜその企業で活かせる人材なのかを、エージェントが読み取れる形で表現することが重要なんです」

その一言にハッとしました。

確かにそうです。

「合ってさえ貰えば、相手もプロなんだから良いところを引き出してくれるはず」

と勝手に心のどこかで思っていた事を反省しました。

確かに転職エージェントは企業に人材を紹介して紹介料をいただく仕事なので、私は書類を出した時点で転職エージェントから成功確率が低い人間と見られていたのだという事にも気がつきました。

そのあとは、

実際に、コーチと一緒に自分の過去の経験を一つひとつ掘り起こし、どの経験がどのように価値を持つか、どう表現すれば相手に伝わるのかを見直しました。

その過程で、自分がいかに多くのことを学び、実績を積み上げてきたかを再確認でき、自信も湧いてきました

コーチから教えて頂いた内容のメモを次に記します。

▼自己PRが書けない人は〇〇が足りない!

自己PRが書けない人は”自己分析”が足りていません。

自己PRは転職活動の最もベースになるものです。

・自身の強みは何なのか?
・そしてそれが、なぜ?企業の役に立つのか

を示す論拠のもとになるものだからです。

しかし、転職に慣れていないほとんどの人が間違っています

自己PRで重要なのは、

自分が行きたいと思っている業界や業種で活躍していそうな人物になりきって書く

のがポイントです。

なぜなら、どんなに素晴らしいスキルや経歴があったとしても、企業が求める人物像に合致しない限り合格することはありません。

そもそも、企業にはこんなスキルのこんな人が欲しいなという漠然としたイメージがあり、それに合致する人が合格するのが転職活動です。

だだ、ここで間違ってはいけないのは、企業側のイメージに合わせ過ぎないことです。

合わせすぎると自分の軸がなくなり、仕事を何で選ぶのか基準がなくなってしまいます。

ですので、自分の強みを最初に考え、この円に重なる企業を増やしていくイメージがよいと考えています。

自己PRが書けないんです。」

とおっしゃる方の大半は単純に「自己理解不足」です。

しかし、今転職支援をしているプロとして私は断言します。

強みがない人間はいません。

自分で自分の強みを正しく理解できてない、あるいは思い出せないだけなんです。

高級なキャリアコーチングは受ける必要がありません。

世の中で無料で自己分析できるツールは大量にありますので、ぜひ探してみて下さい。下記は私がおすすめするツールです。ご参考まで。

▼おすすめ性格診断ツール
ストレングスファインダー:全世界2500万人が使う才能診断ツール(3000円程度)
16personalities:MBTIをベースにした性格診断、無料で診断可能

補足:ChatGPTは転職で使えるのか?

また、最近の転職市場においてAIの活用は外せなくなってきました。

使い方によっては、自己PR、志望動機の作成にも使える非常に便利なツールです。その使い方を解説した記事をご紹介いたします。

上手く活用してライバルに差をつけましょう!

【受かる!職務経歴書の秘密】

元面接官が面接官の目に留まりやすい職務経歴書について解説します

✔【受かる職務経歴書秘訣】①:面接官が見ているのは〇〇(経験者は語る)

転職活動を行うための最も重要なツールです。

書類審査で面接官に見られているのは、あなた自身ではなく、この書類です。

つまり、どんなに才能があっても、職務経歴書に書いてない事は、面接官に伝わりません

しかも、多くの面接官は時間がなく、短時間で判断する必要がり、読み飛ばされるリスクも考えなければなりません。

その攻略法のポイントが要約文です。

面接官はここを最初に読みます。

難解な本文を読むよりも、概要が書いてある要約文を読んで本文を読むか決めている人が多いです。

特に1日に何10人も見ている担当者の場合、合否を数秒で判断している場合も数多くあります。

要約文を読まれないと本文は読まれないと思って下さい。

「職務経歴書」の本文を一生懸命に何時間もかけて書いた私達からすればとても切ない話ですが、それが現実なのです。

ですから、なおさらのこと「職務経歴書」を書く際には、短時間であなたの魅力が伝わるように工夫して書く事が大事です。

職務経歴書の書き方を詳しく解説した記事は下記になります。

✔【受かる職務経歴書秘訣】②:〇〇は禁止!

同じ職務経歴書を多くの企業に一斉に送る方法をおすすめする転職エージェントもいますが、私はおすすめしません

同じ業界業種に応募する場合はそれでも良いかもしれませんが、業界業種が違えば企業が欲しがる人物像も変わってしまうため、同じ職務経歴書だと面接官には刺さりづらいものになるからです。

確かに合格するかどうかわからないものに時間をかけるのは大変ですが、応募する募集要項にあわせて職務経歴書で使っている単語やアピールしたいあなたの強みに微調整を加える事をおすすめいたします。

✔【受かる職務経歴書秘訣】③:〇〇は効果抜群!

もし、”書き慣れていない”というだけであなたに優れた経歴やスキルがあるのに、上手く面接官に伝わらず不合格になってしまったとしたら、それはすごくもったいない事ですよね。

ですので、職務経歴書は必ず第三者に目を通してもらうようにしましょう。

その際のチェックポイントを3つご紹介します。

▼企業に提出する前にチェックしておきたい「職務経歴書のチェックポイント!」
①社内でしか通じない専門用語は使ってないか?
②行きたい業種がイメージできるものか
③読みやすく構成されているか?

特に注意すべきは①番です。長い間同じ企業で働いていると、社内独自の言葉か、社外でも通じる言葉なのかが分からなくなる事が多いです。

特に業界特有の略語に多いです。

その意味でも第三者に職務経歴書はチェックしてもらった方が安心です。

【面接官120人が指摘する】改善ポイント1位:誤字脱字

職務経歴書を作成に悩んでいる方へ

職務経歴書は転職活動で最も重要なアイテムです。
その職務経歴書を転職支援のプロが作成代行するサービスをご紹介いたします。

文章が苦手時間がないなどお悩みの方はぜひ参考にして下さい。

2週目:エージェントと面談、書類審査へ|エージェント選びが重要

【2週目】のポイント!
最短で転職を目指すなら、転職エージェントの活用は必須です!しかし、どのエージェントでも良いわけではありません。自分に合った転職エージェントを選ぶことが重要で、エージェントによって転職スピードが大きく変わります。また、転職エージェントとの面談は「0次面接」のつもりで臨むことも忘れないようにしましょう。

「転職エージェント選びはメチャクチャ重要です!」

ともコーチは教えてくれました。

転職エージェントはどこでも同じ、と思っている方も多いかもしれませんが、実際にはエージェントの選び方ひとつで転職のスピードや成功確率が大きく変わります。

特に、私のように最短で転職を目指す場合、エージェントが持つネットワークやサポート内容が、自分にどれだけマッチしているかが重要です。

コーチ曰く

「専門特化型したエージェントが狙い目」

とのこと。

専門特化したエージェントを選ぶ事により希望する求人に出会える確率もぐっと上がる事とのこと。

私も、エージェントに登録する際は、「業界経験が浅くても可能性があるか」「中途採用に積極的な企業との関わりが強いか」など、いくつかの条件を元に絞り込みました。結果、専門的な業界知識があり、過去に似たキャリアの方の転職成功事例があるエージェントを見つけることができました。

また改善した職務経歴書を提出したことでエージェントの反応が全然違う事を体感しました!

実際、同年代の経験豊富なキャリアエージェントが対応してくれる事が多く、安心感を得る事ができました。

そして、

コーチの教え通り、エージェントとの面談を単なる情報交換ではなく、「0次面接」として臨みました。

エージェントは、企業から依頼を受けて求職者を紹介する立場です。つまり、彼らに「この人なら企業に紹介してもいい」と思ってもらえなければ、書類審査の機会すら得られません。

案の定、面談では「なぜ転職を希望するのか」「今までの経験がどう活かせるのか」といった、まるで面接のような質問が次々と飛んできました。特に私の年齢や業界経験の有無についても突っ込まれましたが、事前準備のおかげで冷静に答えることができました。このとき、再度職務経歴書を見直し、エージェントの視点でも私の強みが分かるようにしたことが、しっかりと活きていると感じました。

この頃になると、なんとなくですが、妻私の異変に気がついているようでした。

「毎晩遅くまでなにしているの?」

ドキっとする言葉をかけられなが毎晩毎晩、エージェントからの返信を待ち、求人広告を見る日が続きました。

▼【転職を最短で狙う】ために転職エージェントを使おう

最短で転職を狙うなら、転職エージェントを活用することは必須と考えていまます。

もし、すでに、行きたい会社、行きたい業界がはっきりしているような場合は転職エージェントをわざわざ使う必要はありませんが、

転職エージェントに登録するメリットは次の2点です。

▼転職エージェントを使うメリット
①非公開案件を紹介してくれる可能性がある
②面接の日程を応募先企業と調整してくれる
③大量にとき多くの求人情報を集められる

特に①に関して、最短で転職をするためには、より多くの求人を情報を短期間で集める必要があります

また、転職エージェントが紹介してくれる企業は、少なくとも自分自身の経験やスキルにマッチしたものを紹介してくれていますので、合格する確率が高い可能性が高いものばかりです。

これを使わないてはありません

自身の視野を大きく広げると、世の中には多くの優良企業があり、自分のスキルを必要としてくれる企業が見つかるというケースは少なくありません。

▼最短で転職を手伝ってくれる「おすすめの転職エージェント」を紹介した記事になります。

20代30代はこちら

40代50代はこちら

▼【9割が間違っている!】本当の転職エージェントとの付き合い方

しかし、ここで重要なのは転職エージェントは企業の代理をしてあなたに会っているという事を忘れてはなりません。

ここではあまり詳しく触れませんが、転職エージェントの活動費用を出しているのは求人している企業です。そのため転職エージェントは企業のために少しでもいい人材を選ぶ必要があります。

ですので、転職エージェントに会う時は、0次面接ととらえ、最低限の身だしなみや言葉遣い、会社の悪口などは言わない事をおすすめいたします。

【後から後悔しないように】転職エージェントと上手く付き合うコツを紹介した記事はコチラ

▼【だれも伝えない】SNSの真実(あなたは自分の名前を検索できますか?)

ここでもう一つ重要な注意です!

転職では、ほぼ100%自分のSNSは企業に見られていると思って下さい

もし、その時に企業が見て不快に思うような投稿があれば、転職サイトに登録する前に、消しておく事をおすすめします。

私たちが企業を検索するように、企業も私たちのことをインターネットやSNSで検索しています

本名で検索できるFacebookはもちろんの事、Twitter(X)やInstagramなど匿名で発信しているものも整理しておく事をおすすめいたします。

3週目:面接準備と一次面接|私の最短転職スケジュール

【3週目】のポイント!
面接対策は段取り9割!特に転職の面接パターン化しているものが多い!

特に40代以降の面接回数が少ない転職者に模擬面接は必須。一人で練習するなら、スマホで録画がおすすめ!

書類審査の結果といえば、3社提出しそのうちの1社だけ1次面接に進む事ができました。

「これでなんとか繋がった…」

退社まであと3週間!

いよいよ面談の日が決まりました。

時間は限られているものの、ここで一つ進展したことにホッとしました。とはいえ、次は一発勝負の面接です。そこで、面接対策に全力を注ぐことにしました。

コーチに教えていただいたのは、面接対策は「段取り9割」とのこと

転職面接では、企業が求める人物像に合致するかを短時間で見極めようとするため、ある程度質問内容がパターン化されているようです。特に、自己PRや志望動機、転職理由など、頻出する質問に対して、明確で一貫性のある答えを準備することが重要です。

まずは、スマホを使って自分の模擬面接を録画し、客観的に自分の話し方や表情、言葉遣いを見直しました。いざ録画して見返してみると、思っていた以上に緊張が表情に出ていることに気づき、話す内容も詰まりがちだったり、伝えたいポイントが曖昧になっていたりしました。これでは、本番でうまく伝わらないと感じ、何度も練習を重ねることにしました。

また、この時点でコーチにも模擬面接の協力を依頼しました。模擬面接では、「どうしてこの業界に転職を希望するのか」「なぜそのポジションに自分が適していると思うのか」といった突っ込んだ質問もされ、リアルな緊張感の中で練習することができました。実際に質問されると、自分の経歴と志望動機を結びつけて話すのがいかに難しいかを痛感しましたが、そのおかげで回答に一貫性を持たせることができ、話の流れも整理されてきました。

こうした準備をして臨んだ1次面接では、スムーズに自己PRや志望動機を話すことができ、手応えを感じました。面接官も私の経歴やスキルに関心を示してくれ、和やかな雰囲気の中で会話が進みました。

▼①面接は適応力ではなく〇〇で乗り越えましょう【元面接官による面接対策】

面接は段取り9割です。特に転職の面接で聞かれる質問の半分以上は質問される事が決まっている質問ばかりです。

企業が知りたいのは極論次の3点です。

①自己PR(どんな強みやスキルがあるのか?)
②志望動機(その強みがどのように活かせるのか?)
③転職理由(なぜ転職するのか?)

私は頻出される質問から、回答を作り準備をつづけました。

ここで重要なのは一貫性です。

どの質問を聞かれても矛盾が内容に回答を準備します。

補足:頻出問題は本当に頻出なのか?

頻出問題に対して、本サイトで独自にとったアンケートです。

頻出問題は本当に頻出でした。

▼②作り込まれた職務経歴書は面接であなたを助けてくれる力強い味方

例えば、面接官に「自己PR」「志望動機」「転職理由」を聞かれたときに、職務経歴書に記載した実績や成果をベースに話を展開することで、面接官に一貫性のある印象を与えられます。自己PRの場面では、職務経歴書に記載した具体的な成果を例に挙げ、「実績に基づいた強み」を強調することで、説得力が増します。さらに、志望動機においても、過去の経験やスキルがどのように新しい職場で役立つかを職務経歴書の内容と照らし合わせて説明することで、面接官がイメージしやすくなるのです。

私も頻出される質問をもとに回答を作り、準備を続けましたが、職務経歴書が話の土台となることで、どの質問を聞かれても自然に流れを保ちながら答えられるようになりました。

ここでのポイントは一貫性です。職務経歴書の内容と面接時の回答に矛盾がないようにすることで、信頼感が生まれます。

▼③合格率を上げるためにコレが効く!【元面接官による面接対策】

先日連絡したコーチング仲間に連絡をとり模擬面接の相手をしてもらいました。

「どうして我が社を選びましたか?」
「それはなぜですか?」

事前の練習では完璧だと思っていましたが、いざ模擬面接で行うと言葉が詰まる瞬間がいくつかありました。

また、自己PRや志望動機が甘かったのがわかったことも収穫でした。

補足:1人でできる面接練習

模擬練習を相手がいない方はスマートフォンを使って自分の面接の練習を録画する事をおすすめいたします。録画を見返すことで、話し方や表情、ジェスチャーなどを客観的に評価し、改善点を見つけ出すことができます。

面接練習では、声を出してのリハーサルを行うことが重要です。実際に声に出す事で、時間や話すスピードのチェックにもなり、本番で時間が気になり、伝えたい事を伝える事ができなかった!を防ぐ事ができます。

▼④逆質問の重要性を知って欲しい【元面接官による面接対策】

「他になにか質問はありますか?」

面接の終わりには逆質問の機会があります。これは、自分がその企業に興味をもっている事をアピールする絶好の機会です。

転職者の面接の場合ここからが本番といっても良いでしょう。

そのため、逆質問の問題も面接前にしっかりと準備しました。企業の将来の展望や職場環境、キャリアアップの可能性など、実際に知りたい情報を基に質問を考え、面接官に好印象を与えるとともに、自分が働く場所としての企業の魅力を再確認しました。

▼⑤合格する人が面接終了後に必ずしている事【元面接官による面接対策】

ここで重要なのは、面接を終えたら必ず、何を聞かれてなんと答えたかをメモしておくことです。

過去私も

「緊張していて何を話したか忘れてしまって…」ということも多かったです。

それでも覚えている限りの事をメモにおこしておきましょう。

そのメモは次の面接対策に使います。

企業側は1次面接の内容を書面におこし、その上司に提出しています。

もし次の面接に進んだ時に、1次面接と違った内容を話しては一貫性がたもてません

そのアンマッチを避けるためにも、面接を行なった度にメモを残すように心がけましょう。

4週目:二次面接へ進めるか?|私の最短転職スケジュール

【4週目】のポイント!
2次面接では、人物像や価値観への質問が増えます。企業文化とマッチしそうなエピソードを見直しておきましょう
。また1次面接で回答した内容とズレが出ないように1次面接の内容も見直しておきましょう!

「1次、合格しましたよ!」

めちゃめちゃ嬉しかったです!

ありがたいことに、1次面接も合格したようです。

捨てる神があれば拾う神あり

そんな言葉も頭をよぎります。

転職活動は、つくづく縁なんだと思います。

次は役員面接です。面接をあと1回合格できれば、内定です。

しかし、役員面接はお目通しだけだからもう受かったも同然という人もいるが、決して油断してはいけません

一般的な、2次面接の合格率は50%程度とのこと

対策としては、基本的には1次面接と同じでよいのですが、2次面接では特に次の点において気を付ける必要があります。

▼1次面接と2次面接の違い
①1次面接との一貫性を意識する
②より人物重視の質問が多くなる

①については、前の章で説明した、面接メモを見返します。面接で重要なのは一貫性です。

もしここで1次面接と反対な事を言っては信頼損失にもつながりかねません。

めんどくさいとは思いますが、面接を終えるたびにそん面接で何を話したのかメモをとっておくととても便利です。

また、質問内容は1次面接に比べると、自分の仕事観や価値観に関する質問が多くなります。

とくに最近多いのが苦労話を聞く系の面接説が多いです。

具体的な手法として「STAR法」と呼ばれるものがあります。

もと面接官が解説する【面接対策】

▼面接には台本がある。「STAR法」とは?

「STAR法」とは次の4文字の頭文字をとったものです。

Situation:具体的な状況
Task:その時に担当した仕事や課題
Action:その課題に対してどのような行動を取ったか
Result:そしてその結果どうなったか

内容を聞けば、昔から実施されている内容ですが、これらを順番に聞くことで、企業は応募者が過去にどのような挑戦に直面し、それをどのように解決してきたかを具体的に知る事ができます。

行動が細かくわかるので、応募者の問題解決能力や対人スキル、リーダーシップなど、具体的な能力を知ることもできます。

逆に言えば、私たちはこれらのストーリー形式で上手く話すことで、面接官に深く印象を残す事ができます。

5週目:内定なるか?|私の最短転職スケジュール 

「やった!これで繋がった!」

面接の結果の連絡が企業から来るのは一般的には1週間程度だが、今日で2次面接をしてからちょうど1週間だ。

なかなか連絡が来ないとヤキモキして待っていたところでこの連絡をエージェントから携帯にもらいました。

思わず転がってガッツポーズがしたい気分でした。

あとはオファーレターをもらったら、転職活動は終了です。

後日、給与や待遇の入った書類のPDFがメールで送られてきた。

約束通りの給与待遇を確認し胸を撫で下ろしたが、最後に大事な仕事が残っているます。

それは妻に転職のことを伝えなければ、しかしなんと話を切り出して良いか…

そんなことを悩みがながら電車で帰ってきたらもうすぐ家でした。やっぱり怒っているだろうな。。

「ただいま、実は俺…」

▼内定後、足を救われないように必ず行う事!

オファーレターとは、特に形式はありませんが、企業があなたを雇う際の給与や待遇などの条件面が書いてあるものを指します。

自己防衛のためと、給与や待遇のお互いの認識違いによるトラブルを避ける意味でもオファーレターは絶対もらうようにしましょう。

引き留めに合いそうだと思う方はコチラも参照ください

あとがき|私の最短転職スケジュール

突然の給与カットの辞令から転職活動を余儀なくされ、5週間で内定を獲得できた時の体験談を記事にしました。

各段階で何を気を付けて何をしたのかを特に重要だと感じた部分を記事内で紹介させていただきました。

下記にそのポイントをまとめます。

短期転職を成功させるための5つのポイント

  1. 職務経歴書と自己PRの準備を徹底する
    転職の最初のステップは、職務経歴書と自己PRをしっかり作り込むこと。自分の強みを企業に伝えるための大事なツールとして、妥協せず、エージェントに見せる前に完成度を高めましょう。
  2. 転職エージェントは慎重に選ぶ
    エージェントは、単に求人を紹介してくれる存在ではなく、転職活動のパートナーです。自分に合った業界や職種に強いエージェントを選ぶことで、スムーズに適した求人に出会えます。
  3. エージェント面談を0次面接と心得る
    エージェントとの面談もまた、転職活動の重要な一環。企業の目線に立って自己PRをしっかり行い、信頼される関係を築くことが、次のステップに繋がります。
  4. 面接対策は段取りが命
    面接で伝える内容は、段取りをしっかり整えることで自信を持って臨むことができます。スマホでの録画や模擬面接など、自己チェックと実戦練習を欠かさないことが成功の鍵です。
  5. 一貫性のあるメッセージを心がける
    どの場面でも、転職理由や自己PRに一貫性があることが重要です。エージェント、面接官、そして企業の役員に対しても、同じメッセージで自分の価値を伝えることで信頼を築けます。

短期間での転職活動は、準備と計画が要です。私の経験が少しでも皆さんの転職活動の参考になれば幸いです。焦る気持ちもありますが、しっかり準備を整え、信頼できるエージェントと共に前に進んでいきましょう。転職は人生の新たなスタートです。皆様がより良い環境で働ける日が早く訪れますよう、心から応援しています。

職務経歴書を作成に悩んでいる方へ

職務経歴書は転職活動で最も重要なアイテムです。
その職務経歴書を転職支援のプロと話をしながら作成できるサービスをご紹介いたします。

文章が苦手、時間がないなどお悩みの方はぜひ参考にして下さい。

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