平日は残業、土日は家族サービス。「だれか志望動機書いてくれないかな・・」と過去、自分が転職活動しているときに本気で思いました。
ChatGPTを使えば転職活動方法そのものが変わります。
転職で苦労している人の助けになれば幸いです。
ChatGPTで「志望動機」を作る方法【概要手順】

大きな作業の流れは次のとおりです。
■ChatGPTで【志望動機】を作る3STEP
【STEP1】条件を入力し「志望動機」の原稿を作る
【STEP2】STEP1で作った「志望動機」の原稿をChatGPTに修正点を指摘させる
【STEP3】修正点を補強して仕上げる
【STEP1】条件を入力し「志望動機」の原稿を作る
①ChatGPT の画面を開きます
ChatGPTのアドレスは下記です。
>>CHatGPT【公式】HP https://chat.openai.com/
もしユーザーアカウントがない場合でも無料で作る事ができます。
(gmailかマイクロソフトアカウントがあればすぐに登録ができます。)
②下記の○○部分を自分の条件に変更してChatGPTに質問する
■指示書
あなたはプロのキャリアコンサルタントです。
以下の条件で「面接官が思わず合格させたくなる志望動機」の原稿を作って下さい。
■条件
・文字数:400文字程度
・パターン数:3パターン
・用途:転職の面接で使う
・応募する企業名:〇〇
・応募する職種:〇〇
・応募する役職:〇〇
・職種経験:〇〇
・応募者の性格:〇〇
サンプルでは下記の条件で質問しました。
■条件
・文字数:400文字程度
・パターン数:3パターン
・用途:転職の面接で使う
・応募する企業名:ソニー
・応募する職種:営業
・応募する役職:係長クラス
・職種経験:未経験
・応募者の性格:活発、真面目

こんな感じの答えが来ます。

わずか数クリックで、それらしい原稿が出来上がります。
補足:AIの出力が止まったら
ChatGPTの文字出力が止まる時があるので、その時は
続きを書いて
と入力して下さい。
続きの出力が始まります。
【STEP2】STEP1で作った「志望動機」の原稿をChatGPTに修正点を指摘させる
①上記の3つの草案の中から、一つ選び下記の質問をします。
■指示書
あなたはプロのキャリアコンサルタントです。
以下の文章を「面接官が思わず合格させたくなる志望動機」になるように添削し、必要な情報を教えて下さい。
■入力文
「(あなたが選んだ「志望動機」の原案)」
サンプルで質問した答えはこんな感じです。

結構、的確な指摘が戻ってきます。
【STEP3】修正点を補強して仕上げる
①STEP2の指摘を参考に、自分の情報やエピソードを追加して練り上げます。
注意:ChatGPTが生成した「志望動機」は抽象すぎて、そのままでは使えません。必ず自分自身のエピソードを追加して、「自分らしい志望動機」に仕上げていきましょう。
あなたの「志望動機にするための」9つのチェックリスト
出来上がった「志望動機」を自分のものにするためのチェックリストです。ご活用下さい。
✅①自分の強みを具体的な事例やエピソードで説明できているか?
✅②文章が読みやすく、わかりやすく書かれているか?
✅③長文や冗長な表現はないか?
✅④誤字脱字がないか?
✅⑤その企業でなけれダメな理由は入っているか?
✅⑥自分の強みは入っているか?
✅⑦自己分析は深掘りしてみたか?
✅⑧志望動機は声に出して練習をしたか?
✅⑨第3者に聞いてもらいフィードバックをもらったか?
ChatGPTで「志望動機」を作る前に知っておきたい知識【志望動機編】
ここからは、転職活動で使える「良い志望動機」について、解説していきたいと思います。
私は過去5回ほど転職していますが、志望動機はすべてこの考え方で作ってきました。
ご自身で志望動機を作成する際の参考にして頂けたらと思います。
転職活動で使える良い【志望動機】とは?
志望動機を話す目的は次の2つを伝える事です。
①その企業でなければダメな理由
②その企業で「あなたの強み」をどう活かすのか
自己PRでは、業界や業種について訴求しますが、
志望動機ではさらに絞り込み「その企業でなければダメ」ということをより具体的にアピールします。
例えば、面接で「エンジニアとして活躍したいと思ったので応募した。」「家電業界で新機種開発で貢献したい」と業種や職種をアピールしても合格にはいたりません。
面接官は「他社ではなく、なぜ自社なのか?」という事がクリアになればなるほど安心します。
面接官も採用活動は真剣です。親権に向き合って採用した後に「他社に行く事になりました。」と転職者に言われるのが最も辛いんです。
そのため、「なぜ自社なのか?」は十分に確認したくなる項目の一つです。
さらに言えば
「その企業の成長をあなたの強みで加速させてあげる」ストーリー
が面接官の頭の中に描けるとベストです!

ストーリーを描くには、その企業の抱えている課題を解消してあげるのが一番です。
「その企業が抱えている課題」をみつけ、それを「あなたの強み」でどのように解消するのか?
そのストーリーが志望動機の中に入っている事が志望動機を作成するうえで最も重要な事項です。
ChatGPTで「志望動機」を作る前に知っておきたい知識(プロンプト)【質問スキル編】
ここからは少し、ChatGPTへの質問方法のコツを解説したいと思います。
繰り返しになりますが、ChatGPT使いこなすためには「質問の仕方にコツ」があります。
Googleの検索との大きな違いは
・抽象的に質問をすると抽象的な答えが返ってきます。
・具体的に質問をすると具体的な答えが返ってきます。
具体的には、次のような違いです。
・転職の仕方教えて!と聞くと、一般的な転職方法を教えてくれます
・看護師の転職方法を教えて!と聞くと看護業界に特化した内容で教えてくれます
質問する側のスキルによって、得られる答えが変わります。
AI業界ではプロンプトと呼んでいます。
「深津式プロンプトシステム」について
今回の質問のベースにさせていただいたのは「深津式プロンプトシステム」です。
noteのイベントで深津CXOから共有された検索方法です。
使いこなすためのポイントは下記の4つです。
「深津式プロンプトシステム」4つのポイント
①ヘッダーをつける
②ChatGPTがどんな立場で回答するか指定する
③回答して欲しい内容を指定する
④回答して欲しい条件を箇条書きにする

今回の場合は
②「プロのキャリアアドバイザー」
③「面接官が思わず合格させたくなる志望動機」
④「転職者の条件」
という内容に変更して使いました。
最後に
転職活動では企業分析や自己理解が重要というのは誰もが理解しているところですが、本業が忙しくなかなか手がつけられないとという人も多いと思います。
だからこそ、ChatGPTやストレングスファインダーなどのツールを上手く活用し、時間を節約しながら転職活動を優位に進めましょう。
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