転職成功するストレングスファインダー【完全ガイド】強みで選ぶ適職・職務経歴書・自己PRの作り方

ストレングスファインダーを受けたものの、

「結果を転職にどう活かせばいいのか分からない…」

「自分の強みは分かるけれど、どんな仕事に結びつければいいの?」

とモヤモヤしていませんか。

本記事は、「ストレングスファインダー × 転職」に特化した完全ガイドです。

ストレングスファインダーの34資質・4つの資質領域を、

ただの「性格診断の結果」ではなく、

✅️ 自分に合う 適職・働き方を選ぶための軸
✅️ 職務経歴書・自己PR・志望動機 に落とし込むための材料
✅️ 面接で「強み×転職理由」を一貫して語るための土台

として使いこなす方法を、元面接官かつストレングスファインダー認定コーチの立場から、具体的に解説していきます。

「資格や経歴より、強みと転職軸で勝負したい」
「ストレングスファインダーを、もっと活用したい!」

そんな方が、強みを基準にしたブレない転職戦略を組み立てられるようになることが、この記事のゴールです。

「ストレングスファインダーで適職が知りたい!」という方は、先に
👉 ストレングスファインダー資質別【適職事例】強みを活かせる「職業一覧表」
を読んでいただくと、自分の強みを活かせる仕事をしる事ができます。

マルキ

ストレングスファインダーって、「当たってる気がする」で終わらせるのはもったいないんです。

強みを“転職で使える言葉”に変えていくと、職務経歴書も面接の答えも、一本のストーリーでつながり始めます。

ここから一緒に、「強みを武器にする転職」の土台をつくっていきましょう🌱

この記事が、皆様の転職成功の一助になるように願いを込めて書きました。

目次

結論|ストレングスファインダーは「強みで転職戦略を組み立てる」ための最強ツール

「この仕事、昔は好きだったのに、最近しっくりこない…」
「転職したいが、何を基準に仕事を選べばいいか分からない…」

そんなときに “変わらない軸” を教えてくれるのが、ストレングスファインダーです。

私たちの「好き・興味」は、

  • 年齢
  • ライフステージ(独身/結婚/子育て など)
  • 社会のトレンド

によって、けっこう簡単に変わっていきます。

一方でストレングスファインダーが示してくれる 「強み=思考・行動のクセ」 は、
環境が変わっても何年も通してあまりブレません。

  • 自然と「こう考える」
  • 気づくと「こう動いている」
  • どの職場でも「ここを褒められやすい/頼られやすい」

といった “自分のベース” の部分 です。

転職活動では、

  • 業界
  • 職種
  • 働き方(リモート/対面・個人プレー/チームプレー など)
  • 将来のキャリアパス

など、決めることがたくさんありますが、
ここを 「なんとなく興味があるから」「条件が良さそうだから」 だけで選んでしまうと、

  • 数年後に興味が変わってしまう
  • 強みが活かせず、成果もモチベーションも上がりにくい

というミスマッチが起きやすくなります。

一方で、ストレングスファインダーを使って

  • 自分が「自然と頑張れてしまうポイント」
  • 逆に「無理すると消耗しやすいポイント」
  • 得意な役割(まとめ役/仕組みづくり/アイデア出し/サポート役 など)

を言語化しておくと、

  • どんな仕事を選ぶか(適職選び)
  • 職務経歴書で何をアピールするか(書き方)
  • 面接でどんなエピソードを話すか(自己PR)

まで、「強みを基準にした一貫した転職戦略」 を組み立てやすくなります。

好きや流行は変わっても、強みは長い目で見ればほぼ変わりません。
だからこそ、「強みを基準に選ぶ」ほうが、長期的に見て間違いが少ない のです。

マルキ

好きなことって、年齢や環境でけっこう変わります。
でも、「気づいたらいつもこう動いてるな」という 強みのパターン は、
10年たってもあまり変わらないんですよね。

ストレングスファインダーは、
その“変わりにくい自分のベース”を教えてくれるツールです。

流行りや条件じゃなく、「強み」を基準に仕事を選ぶ。

それだけで、転職の“ハズレくじ”はかなり減っていきますよ🌱

💡なぜ資格や経歴より「強み×転職軸」が重要なのか

面接官が本当に知りたいのは、

「この人の転職は“妥当”か?」
「前向きな理由で来ているのか?」

という点です。

  • 資格
  • 学歴や社歴
  • 年齢

といった「スペック」は、あくまで入口の条件
そのうえで必ずチェックされるのが、

  • なぜ今の会社を離れたいのか
  • なぜうちの会社・この職種を選んだのか
  • それは“逃げ”ではなく、前向きな選択と言えるのか

という 「転職理由の妥当性」 です。

ここで効いてくるのが、「強み×転職軸」 です。

  • 強み
    • ストレングスファインダーで見える、あなたの「思考・感情・行動パターン」
    • 例)考えるのが得意/人をまとめるのが得意/コツコツ積み上げるのが得意 など
  • 転職軸
    • どんなチームで働きたいか
    • どんな価値を誰に届けたいか
    • どんな成長ストーリーを描きたいか

この2つをセットで言語化できると、面接でこう語れるようになります。

「私はこういう強みがあって、
その強みをこういう環境・仕事で活かしたいから、御社を志望しています。」

つまり、

  • 「今の職場が嫌だから」
  • 「なんとなく条件が良さそうだから」

という “逃げの転職” に見えがちな理由 が、

「自分の強みを活かすために、
こういう環境にステップアップしたい」

という “前向きなキャリアの一歩” として伝わるようになります。

逆に、資格や経歴だけを武器にしてしまうと、

  • 「とりあえず受かりそうな会社に出している人」
  • 「どこでもいいから転職したい人」

という印象になりがちです。

強み×転職軸をセットで語れる人は、
たとえ未経験転職であっても、

「この人はちゃんと自分のキャリアを考えているな」
「逃げではなく、“行き先”を選んで来ているんだな」

と伝わります。

これが、資格や経歴だけでは生まれない、
「転職理由の妥当性」と「説得力」の差 になっていきます。

📚ストレングスファインダーを転職で活かす3つのメリット

この記事では、ストレングスファインダーを
「ただの性格診断」で終わらせず、転職活動の実務にどう活かすか を解説していきます。

具体的なメリットは、この3つです。

✅ メリット1:仕事選びで「大きく間違えにくくなる」

ストレングスファインダーは、

  • 自分が「自然と頑張れてしまうパターン」
  • 逆に「無理すると消耗しやすいパターン」
  • 得意な役割(まとめ役/企画役/サポート役 など)

を、かなり具体的な言葉で教えてくれます。

この記事では、その結果をもとに、

  • ルーティン型の仕事が向きやすいのか
  • 変化の多い環境で力を発揮しやすいのか
  • チームの中でどんなポジションを担いやすいのか

といった 「働き方・役割ベースの適職イメージ」 を掴めるように整理していきます。

「なんとなく条件が良さそうだから」ではなく、
「自分の強みが活きるかどうか」で仕事を選べるようになる。
これが、ミスマッチを減らす一番のメリットです。

🗣 メリット2:自己PR・志望動機が“使い回し文”から卒業できる

多くの人がつまずくのが、

  • 自己PRが毎回同じ
  • 志望動機がどの会社にも当てはまりそう

という “汎用的すぎる文章問題” です。

この記事では、

  • 資質 → 行動 → 成果 の流れで「強みエピソード」を組み立てるテンプレ
  • 「資質紹介」ではなく「強みが役立つ場面の提案」に変えるコツ
  • 企業の「求める人物像」と、自分の強みをつなぐ志望動機フレーム

まで具体的に解説していきます。

ストレングスファインダーの結果をベースに、

「私はこういう強みがあって、
だから御社のこの部分でこう貢献できます」

一社ごとにちゃんとハマる自己PR・志望動機 が作れるようになるのが、2つ目のメリットです。

🎤 メリット3:面接で“伝わる”話し方が分かる(強みも弱みも)

面接では、

  • 「あなたの強み・弱みは?」
  • 「どんな時に一番力を発揮しますか?」
  • 「ストレングスファインダーなどの診断をどう活かしていますか?」

といった質問を通して、あなたの「再現性」と「自己理解」 が見られています。

この記事では、

  • 面接官が「資質名」ではなく「エピソードと再現性」を見ている理由
  • 「資質の弱み」を、マイナスではなく“セルフマネジメント力”として伝えるコツ
  • 診断に依存しているように見せない話し方のポイント

まで整理して解説します。

これによって、

ストレングスファインダーの結果が、
「ただ面白かった診断」から
「面接で自分を伝えるための台本」

に変わるのが、3つ目の大きなメリットです。

👤この記事でわかること

このブログでは、ストレングスファインダーを

「診断して結果を見ておしまい」

にするのではなく、

「転職でちゃんと使えるレベル」

まで持っていくことをゴールにしています。

具体的には、次のようなことが分かります。

  • 診断結果を、「資質名の説明」だけで終わらせず、
    仕事で話せる“強みエピソード”に変える考え方
  • 自分の強みから、
    「どんな仕事や職場と相性が良さそうか」を考えるヒント
  • 職務経歴書の「職務要約」「経験スキル欄」で、
    強みをさりげなくアピールする書き方
  • 自己PRや志望動機の中で、
    「自分の強み」と「その会社が求めている人物像」をつなげるコツ
  • 面接でストレングスファインダーや長所・短所を聞かれたときに、
    落ち着いて答えられる話し方・考え方

この記事を読み終わるころには、

ストレングスファインダーの結果を見て
「ふーん、当たってる気がする」で終わり…ではなく、
「この強みをこうやって転職に活かそう」
までイメージできるようになることを目指しています。

基礎知識|ストレングスファインダーと34資質を「転職目線」でサクッと整理

ストレングスファインダーは、
「あなたはこの職業が向いています」と職業名を教えてくれる診断ではありません。

代わりに、

  • どんなときにやる気が出やすいのか
  • どんな役割を自然に引き受けやすいのか
  • どんな場面で力を発揮しやすいのか

といった “思考・感情・行動のパターン” を教えてくれるツールです。

転職で活かすためには、
この 「34の資質」や「4つの資質領域 を、ざっくりとでもイメージしておくことが大切です。

マルキ

ストレングスファインダーは、
「向いている仕事をズバッと当てる占い」ではなくて、
“自分の取扱説明書” をくれる診断 に近いです。

この取説をちゃんと読んでから転職先を選ぶと、
「なんか違った…」という後悔が、かなり減っていきますよ📘

🧪テストの仕組みと4つの資質領域(実行力・影響力・人間関係構築力・戦略的思考力)

ストレングスファインダーは、
約180問の質問に直感的に答えていくだけで、

  • 自分でも気づいていなかった才能や強み
  • その強みを活かしやすい「仕事の領域」

を、ざっくり把握できるテストです。

具体的には、

  • 34個の資質のうち「どの才能が特に強いのか?」
  • 仕事に活かせる 4つの領域(実行力・影響力・人間関係構築力・戦略的思考力) のうち
    「どこが自分の得意ゾーンなのか?」

を、シンプルな結果レポートで確認できます。

「なんとなく得意かも…」と思っていたことが、
言葉と数字でハッキリ見える化される のが、ストレングスファインダーの大きな特徴です。

そして、この34の資質と 4つの領域 を意識することで、転職活動が劇的に楽になります。

4つの資質領域それぞれの詳しい説明や、34資質の一覧は
👉 【認定講師が解説】「才能診断ツール」ストレングスファインダーとは?|34の資質と4つの領域
でまとめています。

① 実行力の資質(Executing)

  • 特徴:有言実行・コツコツやり切る力
  • 例:達成欲規律性慎重さアレンジ など
  • 転職目線:
    事務・バックオフィス・品質管理など、
    「正確さ」「締切」「安定した運用」が大事な仕事と相性が良いタイプです。

② 影響力の資質(Influencing)

  • 特徴:人前に立つ・周りを動かす力
  • 例:最上志向活発性自我コミュニケーション など
  • 転職目線:
    営業・企画・マーケ・広報など、
    提案やプレゼン、発信が多いポジションで力を発揮しやすいタイプです。

③ 人間関係構築力の資質(Relationship Building)

  • 特徴:人とのつながりをつくり、関係を深める力
  • 例:共感性個別化調和性ポジティブ など
  • 転職目線:
    接客・CS・人事・教育など、
    チームワークやサポートが大事な仕事と相性が良いタイプです。

④ 戦略的思考力の資質(Strategic Thinking)

  • 特徴:情報を集めて考え、先を見通す力
  • 例:戦略性学習欲内省分析思考 など
  • 転職目線:
    企画・リサーチ・マーケ・コンサルなど、
    改善や分析が求められる仕事で強みを出しやすいタイプです。

ここで大事なのは、

どの領域が「良い・悪い」という話ではない

ということです。

  • 実行力が強い人は「やり抜く力」で
  • 影響力が強い人は「人を動かす力」で
  • 人間関係構築力が強い人は「つながりをつくる力」で
  • 戦略的思考力が強い人は「考える力」で

それぞれ、違う形で価値を出せます。

「自分はどの領域が強そうかな?」を知っておくと、

  • どんな仕事・職場だと力を出しやすいか
  • チームの中でどんな役割を担うとしっくりくるか

が、グッとイメージしやすくなります。

「日本ではどんな資質が出やすいのか?」が気になる方は、
👉 ストレングスファインダー資質別ランキング:日本と世界の違い
も、参考データとして眺めてみてください。

🔍転職でよく聞かれる「長所・短所」問題と資質の関係

面接でほぼ必ずといっていいほど聞かれる質問が、

  • 「あなたの長所は何ですか?」
  • 「短所は何だと思いますか?」

という 面接“長所・短所” セットの質問です。

ここでストレングスファインダーの結果をそのまま答えてしまうと、

「私の長所は“最上志向”で、短所は“慎重さ”です」

のように、ラベルの説明だけで終わってしまいがち です。

しかし、面接官が本当に知りたいのは、

  • その長所が、どんな行動として現れているのか
  • その結果、どんな成果や変化が生まれたのか
  • 短所だと感じるポイントと、どう付き合っているのか

といった「具体的なエピソード」です。

ここで、ストレングスファインダーが役立ちます。

長所=「資質」+「活かし方の工夫」

例えば、

  • 「達成欲」が強い人なら…
    → 期限があいまいな仕事でも、自分で区切りを決めてゴールまでやり切れる
  • 「個別化」が強い人なら…
    → 相手一人ひとりに合わせて伝え方を変えられる

このように、
資質(思考パターン)+行動+成果 をセットで語れると、
面接官にも「この人はここで活躍しそうだ」とイメージしてもらいやすくなります。

短所=「資質の裏側」になっていることも多い

また、「短所」も、資質の裏返しとして説明しやすくなります。

  • 最上志向 → 「もっと良くできる」が強く出て、完璧主義になり過ぎることがある
  • 慎重さ → リスクを考えすぎて、行動が遅くなることがある

このように、

「この資質があるからこそ、こういう短所になりやすい」
「だからこそ、こういう工夫をしている」

と伝えられると、
単なる欠点ではなく “自分の特性を理解し、扱えている人” として評価されやすくなります。

⚠️注意点|資質の“ラベル集め”だけでは転職に失敗する理由

ストレングスファインダーを活用するときに、
一番もったいないのが 「ラベル集め」で終わってしまうこと です。

よくあるのは、こんなパターンです。

  • 「私、“最上志向・戦略性・学習欲”なんです!」で満足してしまう
  • 資質名を覚えることがゴールになっている
  • 結局、職務経歴書や面接の内容は、診断前とほとんど変わらない

これだと、せっかくテストを受けても、
転職活動の「結果」はほとんど変わりません。

転職で成果につなげるためには、

  1. 資質名を知る(ラベル)
  2. 日常の行動パターンを振り返る(具体化)
  3. 仕事でのエピソードに結びつける(成果)
  4. 「だからこの仕事・この会社を選んでいる」とつなげる(転職軸)

という 「4ステップの変換」 が必要です。

ラベル集めだけで終わってしまうと、

  • 「資質的にここの会社は合わないので…」と、
    まだ何も試していないのに可能性を狭めてしまったり
  • 「この仕事は自分の資質っぽくないから」と、
    成長のチャンスから早々に離れてしまったり

といった “もったいない転職” になりやすいです。

この記事ではこのあと、

  • 資質を「転職で使える言葉」に変換する方法(STEP1)
  • 強みから適職を考える視点(STEP2)
  • 職務経歴書・自己PR・面接への落とし込み方(STEP3以降)

まで、順番に具体的なやり方をご紹介していきます。

STEP1|自分の適職を探す

まず最初のSTEPでは、
「自分の無意識のパターン」を手がかりに、しっくりくる仕事の方向性を探す パートです。

転職というと、

  • 年収はいくらか
  • 残業はどれくらいか
  • リモートか出社か

といった「条件」から探しがちですが、
その前に一度立ち止まって、

自分はどんな考え方・動き方をするとき、一番ストレスが少ないのか?
逆に、どんなときにモヤモヤしやすいのか?

を見つめ直すのが、このSTEP1のテーマです。

マルキ

適職って、
「これなら一生楽しく働ける天職を当てる!」じゃなくて、
“しんどくなりにくい方向” に寄せていく作業 なんですよね。

まずは、自分の無意識のパターンを知るところから、
一緒にゆるく始めていきましょう🧭

🧭「無意識のパターン」から適職のヒントを見つける

ストレングスファインダーで分かるのは、
一言でいうと 「あなたの無意識のクセ」 です。

  • ついこう考えてしまう
  • ついこう動いてしまう
  • ついこう感じてしまう

…という 思考・行動・感情のパターン が、資質として言語化されます。

たとえば:

  • 達成欲が強い人は
    → 「今日どこまで進んだか」を意識しながら動くクセがある
  • 個別化が強い人は
    → 「この人にはどんな伝え方が合うかな?」と考えるクセがある
  • 学習欲が強い人は
    → 新しい情報や知識に触れるとワクワクしやすい

こうした “自分の当たり前” は、
自分では気づきにくいけれど、仕事のしんどさ/やりやすさに直結します。

かんたんな棚卸しとして、こんな問いを自分に投げてみてください。

  • 最近「時間を忘れて集中していた仕事」は何だったか?
  • 「それなら私がやります」と、つい引き受けがちな役割は?
  • 逆に、「できるけど終わるとぐったりする仕事」は?

ここで出てきたパターンを、
ストレングスファインダーの資質と照らし合わせていくと、

「あ、だから私はこのタイプの仕事だと楽なんだ」
「だからこの環境だといつも消耗していたんだ」

といった “適職のヒント” が見え始めます。

🧩強み×働き方で考える|しんどくなりにくい仕事の条件

次に、その無意識のパターンを
「働き方」や「仕事のタイプ」とセットで考えてみます。

ざっくり言うと、こんなマッチングイメージです。

  • 実行力が強い人
    → ルールや手順がはっきりしていて、
     「決められたことを確実に回す」仕事と相性◎
  • 影響力が強い人
    → 人前で話したり、提案したり、
     周りを巻き込むシーンが多い仕事と相性◎
  • 人間関係構築力が強い人
    → チームで動いたり、誰かをサポートしたり、
     「人との関わり」が中心の仕事と相性◎
  • 戦略的思考力が強い人
    → 情報を集めて考えたり、仕組みを整えたりする、
     「考える余地」が大きい仕事と相性◎

ここで大事なのは、

「この資質だから、この職種しかダメ」という話ではない

ということです。

同じ「事務職」でも、

  • コツコツ処理するのが多い事務
  • 改善や仕組みづくりが多い事務

では、求められるパターンが違いますよね。

なので、

  • どの職種が正解か? というより
  • 「どんな仕事の進め方だと、しんどくなりにくいか?」

という視点で、条件をメモしてみてください。

例)
・毎日大きく内容が変わるより、ある程度ルーティンがある方が楽
・一人で完結するより、誰かと相談しながら進める方がやりやすい
・細かい確認より、「全体の流れ」を考えるほうが得意 …など

この「しんどくなりにくい仕事の条件」が、
あなたの “強みベースの適職条件” になっていきます。

📌要注意|条件だけで仕事を選ぶとズレやすいワケ

ここで一つ、よくある落とし穴を共有しておきます。

転職サイトを見ていると、

  • 年収◯◯万円以上
  • 完全週休2日・残業少なめ
  • リモートワークOK

といった魅力的なワードが並びますが、
条件だけを見て仕事を選ぶと、ズレが起きやすい んです。

よくあるパターンは、

条件は良くなったのに、
「仕事の中身」が自分の強みと合っていなくて、前よりしんどい…

というケース。

たとえば:

  • 人と話していると元気が出るタイプなのに、
    → 一日中PCの前でデータ入力だけの仕事に転職してしまう
  • コツコツ積み上げるのが得意なのに、
    → 毎日アドリブで動き回る営業に転職してしまう

条件だけ見ると「いい転職」に見えても、
自分のパターンと合っていなければ、結局長く続かない ことが多いです。

なので、仕事を選ぶときの順番としては、

  1. 強み・無意識のパターン(どう働くと楽か)
  2. それに合いやすい仕事のタイプ・環境
  3. その中で、年収・働き方・場所などの条件

という順で考えるのがおすすめです。

条件 → 強み
ではなく、
強み → 仕事のタイプ → 条件

この順番に変えるだけでも、
「入ってみたら思ってたのと違った…」というミスマッチは、ぐっと減っていきます。

STEP2|応募書類に活かす

STEP2では、STEP1で見えてきた「強み」や「働き方のパターン」を、
応募書類の“言葉”に落とし込むパート です。

  • 書類を見るのは、ほぼ全員が初対面の面接官
  • しかも、1人あたりにかける時間は長くて数分

だからこそ、

・強みを一言でパッと言える
・その裏にあるエピソードを短く添えられる

この2つを押さえておくと、書類も面接も一気にラクになります。

マルキ

「自分の強みをどう書けばいいか分からない…」
って、ほとんどの人がここで止まっちゃうんですよね。

でも実は、
“短いフレーズ+一文エピソード” が作れれば、9割クリア です。
そこから先は、それを職務経歴書と志望動機に
コピペ&ちょいアレンジしていくだけでOKです✏️

✏️強みを一言でまとめる|ミニ自己PRの型づくり

まずは、「自分の強みを一言で言える状態」 を作ります。
ここがグラグラしていると、書類も面接も全部ボヤけてしまいます。

① 強みを“短いフレーズ”にする

ストレングスファインダーの資質名そのままではなく、
「仕事での価値」に言い換える イメージです。

  • 達成欲 → 「ゴールまでやり切る力」
  • 規律性 → 「決めたルールを守り、品質を安定させる力」
  • 個別化 → 「一人ひとりに合わせて対応を変えられる力」
  • 学習欲 → 「新しい知識を吸収し、仕事に活かす力」

👉 まずは自分の上位資質を見ながら、
「〜する力」「〜なスタイル」 の形で書き出してみてください。

② 「強みフレーズ+一文エピソード」にする

次に、そのフレーズに 一文だけエピソード を足します。

強みフレーズ+「その強みが出た具体例を一文」

テンプレ:

私の強みは______です。
前職では______という場面で、その強みを活かし______しました。

例:

私の強みは、「ゴールまでやり切る力」です。
前職では、月次レポート作成の担当として、締切前にタスクを細かく分けて計画し、1年間締切遅延ゼロを継続しました。

この「ミニ自己PR」が1つ作れると、

  • 職務要約
  • 自己PR欄
  • 面接対策

まで、ぜんぶのベースになります。

📄職務経歴書に落とし込む|「強みエピソード」の書き方

次に、そのミニ自己PRを
職務経歴書の「経験・実績」ゾーンに落とし込む イメージです。

ポイントはシンプルで、

資質 → 行動 → 成果
の順番で1セットを書くこと。

① フォーマット(テンプレ)

【資質(強みフレーズ)】
業務の中で______という場面において、
______という行動を取るよう意識していました。
その結果、______という成果(変化)につながりました。

ここで、ストレングスの「資質名」は
カッコ書きで軽く出す程度 でOKです。

② 具体例

【ゴールまでやり切る力(達成欲)】
営業事務として、毎月約◯件の受発注処理とレポート作成を担当していました。
期限を守るために、タスクを細かく分けて1日の目標処理件数を決め、日々の進捗を可視化しながら業務を進めていました。
その結果、1年間、処理遅延ゼロと、レポート提出期限の前倒し提出を継続できました。

チェックポイント:

  • ✅ 「どんな仕事をしていたか」が1行で分かるか
  • ✅ 「強みをどう使ったか」が行動で書かれているか
  • ✅ 「何が変わったか」が数字・変化で表現されているか

この1セットを2〜3個用意しておくと、
職務経歴書の「経験・実績」欄が一気に“あなたらしい”内容になります。

💌強み×やりたいことで志望動機を組み立てるフレーム

最後に、「強み」と「やりたいこと」を掛け算して志望動機を作る パートです。

志望動機がぼやける理由のほとんどは、

  • 強みの話だけで終わっている
  • 会社のいいところだけを並べて終わっている

からです。

「私はこういう強みがあって、
それを御社のこういう部分で活かしたいから志望しています」

この一本線を作るのがゴールです。

① 志望動機の基本フレーム

  1. 【共感】なぜこの会社・事業に惹かれたのか
  2. 【強み】自分にはどんな強みがあるのか
  3. 【接点】その強みが、求人・事業のどこで活きると思うか
  4. 【将来】入社後どう貢献し、どう成長したいか

② テンプレ

貴社の______という事業内容・理念に共感し、志望いたしました。
特に、______という点に強く魅力を感じております。

私はこれまで______として、______に取り組んでまいりました。
ストレングスファインダーでは______といった資質が上位にあり、
実務においても「______」という強みを評価いただいています。

貴社の募集要項に記載されていた______や、
「求める人物像」として挙げられている______に対して、
自身の強みである______を活かし、______のような形で貢献したいと考えております。
将来的には______の役割も担えるよう、経験を重ねていきたいと考えています。

③ ざっくり例(事務職イメージ)

貴社がバックオフィス業務を「攻めの事務」と位置づけ、業務改善に取り組まれている点に惹かれ、志望いたしました。
私はこれまで営業事務として受発注処理や請求書発行を担当しつつ、ミスが発生しやすい箇所の洗い出しやチェックリスト作成など、小さな改善を積み重ねてまいりました。
ストレングスファインダーでは「達成欲」「規律性」といった実行系の資質が上位であり、「正確さとスピードの両立」を評価いただくことが多くありました。
貴社でも、日々の事務処理を安定して回すだけでなく、業務フローの見直しやマニュアル整備を通じて、バックオフィス全体の生産性向上に貢献したいと考えております。

こんな感じで、

  • STEP1で見つけた 「無意識のパターン」
  • STEP2で 「ミニ自己PR → 強みエピソード → 志望動機」 に変換していく

という流れです。

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STEP3|面接に活かす

STEP3では、
ここまで整理してきた 「強み」と「転職軸」 を、
いよいよ 面接の“会話のかたち”にするステップ です。

書類で伝えた内容を、面接でふんわり言い換えてしまうと、

「この人、何を大事に転職しようとしているのか分からない…」

と、印象がぼやけてしまいます。

そこでこのSTEPでは、

  1. 転職軸を一言で言える「キャリアキャッチコピー」にする
  2. よく聞かれる質問(志望理由・転職理由など)に強みをからめて答える
  3. 長所・短所の質問を「自己理解アピール」に変える

という流れで整えていきます。

マルキ

面接って、
結局「この人は、どんな軸で仕事を選んでいるのか?」を
一緒に確認する時間なんですよね。

だからこそ、
“強み×転職軸” をひとことで言えるかどうか が、
すごく大きな差になってきます🎯

🎯転職軸を一言にする|自分だけの「キャリアキャッチコピー」

まずは、面接のいろんな質問の“土台”になる
「転職軸のひとこと表現」 を作ります。

イメージとしては、
名刺代わりの一文 です。

① 素材は「強み」と「大事にしたい働き方」

STEP1・2で出てきたメモから、

  • 自分の強み(ゴールまでやり切る力/人の話を聞く力/仕組みを整える力…)
  • どんな働き方をしたいか(チームで支える/お客様に長く伴走する/改善を続ける…)

をピックアップします。

② キャリアキャッチコピーの型

「____な強みを活かして、____な仕事で価値を出したい」

例:

  • 「ゴールまでやり切る力を活かして、バックオフィスから事業を支える仕事がしたい」
  • 「一人ひとりに合わせて関わる力を活かして、お客様と長く伴走する仕事がしたい」
  • 「情報を集めて考え抜く力を活かして、企画・改善に関わる仕事がしたい」

この一文があるだけで、

  • 転職理由
  • 志望動機
  • 将来やりたいこと

を、全部ここに「紐づけて」話すことができます。

③ 面接での使いどころ

  • 「転職活動で大事にしている軸はありますか?」
  • 「どんな仕事をしていきたいですか?」

と聞かれたときに、まずこの一文を言う。
そのあとに具体例やエピソードを足していくイメージです。

🙋‍♀️よく聞かれる質問に答える|強みをからめた答え方のコツ

次に、頻出質問に“強みベース”で答えるコツ をまとめておきます。

代表的なのは、このあたりです。

  • なぜ転職しようと思ったのか(転職理由)
  • なぜこの会社なのか(志望理由)
  • どんな時に一番力を発揮できますか

それぞれ、「強み×転職軸」を土台にすると答えやすくなります。

① 転職理由

NGパターンは、

「残業が多くて…」「人間関係が…」

“イヤだったこと” だけを語る 形。

OKパターンは、

「こういう強みがあって、
それを活かせる仕事・環境に一歩踏み出したい」

という “行き先ベース” の話し方 です。

テンプレ:

現職では______という業務を通じて、______という強みを活かしてきました。
一方で、今後は______といった形で、より______に関わっていきたいと考えるようになりました。
そのため、強みを活かせるフィールドを広げる目的で、転職を決意しました。

② 志望理由

ここでは、STEP2で作った志望動機の文章を、
少し口頭用にほぐして話すイメージ です。

構成:

  1. なぜこの会社・事業に惹かれたか
  2. 自分の強み
  3. その強みが「どの仕事の場面」で役に立てそうか

例:

貴社がバックオフィス業務を「攻めの事務」として捉え、業務改善にも力を入れていらっしゃる点に惹かれました。
私自身、事務としての経験の中で、ミスが起きやすい部分を整理したり、チェックリストを作ったりすることにやりがいを感じてきました。
ストレングスファインダーでも「達成欲」「規律性」といった実行系の資質が上位にあり、正確さと締切遵守を評価いただくことが多かったため、貴社のように事務の力で現場を支えていく環境で、強みを活かして貢献したいと考えています。

③ 「どんな時に一番力を発揮できますか?」

ここは、まさにストレングスファインダーが活きる質問です。

テンプレ:

一番力を発揮できるのは、______な場面です。
例えば前職では、______という状況で、______という形で動きました。
その結果、______という成果につながりました。

例:

一番力を発揮できるのは、「ゴールが決まっていて、それに向かってコツコツ積み上げていく場面」です。
前職では、毎月のレポート提出業務を担当しており、締切から逆算してタスクを細かく分け、日々の進捗を可視化しながら進めました。
その結果、1年間レポート提出の遅延ゼロを継続することができました。

ここでも、

  • 強みフレーズ
  • 具体的なエピソード
  • 成果

の3点セットを意識するだけで、印象がかなり変わります。

⚖️長所・短所問題を「自己理解アピール」に変える話し方

最後は、多くの人が苦手な 長所・短所(強み・弱み)質問 です。

ここで評価されているのは、

長所の“良さ”そのものよりも、
短所にどう向き合っているか・どう扱っているか

という 「自己理解」と「セルフマネジメント力」 の部分です。

① 長所(強み)の答え方

ここは、すでに作った ミニ自己PR をそのまま使えます。

テンプレ:

私の強みは、______です。
前職では______という場面で、その強みを活かし______しました。

ポイントは、「性格」ではなく 仕事での行動・成果 とセットで話すこと。

② 短所(弱み)の答え方

短所で大事なのは、

  1. 自分の傾向を冷静に自覚している
  2. そのままにせず、工夫や対策をしている
  3. 少しずつ改善できている

という “向き合い方” を見せることです。

テンプレ:

自分の弱みは、______なところです。
以前は______という場面で、それが原因で______という課題がありました。
そこで、______という工夫をするようにしたところ、______という変化がありました。
今後も、この点は意識しながら改善していきたいと考えています。

ストレングスファインダーを絡めた例:

ストレングスファインダーでもそうなのですが、良くしようとするあまり、細部にこだわり過ぎて時間をかけすぎてしまうところが弱みだと感じています。
以前は資料作成に時間をかけすぎて、全体のスケジュールが後ろ倒しになってしまうことがありました。
そこで最近は、まず締切から逆算して「どこまでを何時点で終わらせるか」を決め、途中のタイミングで上司や同僚に確認してもらうようにしています。
そうすることで、やりすぎる前に軌道修正しながら進められるようになってきました。

③ 「診断に頼りすぎる人」に見せないコツ

「ストレングスファインダーでこう出たから、私はこうです」と言い切らない

  • あくまで

    「診断結果も踏まえて、自分のこういう傾向があると理解しています」
    という言い方にする

  • そのうえで、

    「だからこそ、こういう工夫をしています」
    まで話す

これだけで、

「診断に振り回されている人」ではなく、
「診断をうまく使って自己理解を深めている人」

として受け取ってもらいやすくなります。

ここまで読んだ方へ|ストレングスファインダーを転職で活かす「次の一歩」

ここまで読んでくださったということは、

「診断して終わり」じゃなくて
ちゃんと転職に活かしたい

と思っている方だと思います。

いきなり完璧な自己PRや職務経歴書をつくる必要はありません。
大事なのは、

  • 今日ちょっとだけ進めること
  • 1週間以内に一度振り返ること
  • 1ヶ月以内に「形になる一歩」を踏むこと

この “小さな3ステップ” を積み重ねていくことだと考えています。

マルキ

強みを活かした転職って、
「ある日いきなり完璧な答えが降りてくる」わけじゃなくて、
小さな「気づき」と「試し」が積み重なって、
じわじわ輪郭がハッキリしてくるもの なんですよね。

なので、ここからは“走りながら考える”くらいの軽さで、
一緒に次の一歩を決めていきましょう🏃‍♀️

🗓今日・1週間以内・1ヶ月以内にやることリスト

まずは、行動のイメージを具体的にしておきます。
おすすめは、この3つの時間軸です。

🔸今日やること(〜15分)

ストレングスファインダーの 上位5資質をノート or メモアプリに書き出しましょう!

それぞれの資質の横に、1行だけメモを書く。今日の時点で思いつく範囲でOK。「きれいな言葉」にしなくて大丈夫です。

例)「達成欲:締切前になると変に燃える」

🔸1週間以内にやること

この記事のSTEP1〜STEP3をざっと振り返りながら、次の3つをノートに書いてみてください。

  • 「無意識にやってしまう行動」ベスト3
  • 「しんどくなりにくい仕事の条件」ベスト3
  • 「ミニ自己PR(強みフレーズ+一文エピソード)」1つ

余裕があれば、次の内容を書き出しましょう!

  • 今の職場の「好きな業務/苦手な業務」をそれぞれ3つずつ書き出す
  • それがどの資質と関係していそうか、軽く矢印を引いてみる

🔸1ヶ月以内にやること

この3つのうち、どれか1つだけでOKです👇

  1. 職務経歴書を「強みエピソード」1つ分だけ書き直してみる
  2. 自己PRをミニ版(3〜5行)で1パターン作ってみる
  3. 「キャリアキャッチコピー(転職軸の一言)」を1つ完成させる

完成度は60%くらいで大丈夫です。大事なのは、「頭の中のモヤモヤ」を 文章に出してみること

「とりあえず書いてみたから、あとでブラッシュアップすればいいや」 くらいの気持ちで、軽く取り組んでみてくださいね。

FAQ|ストレングスファインダー転職に関するよくある質問

ここでは、ストレングスファインダーを「転職でどう使えばいいの?」と悩む方から、実際によくいただく質問をまとめました。

Q1. ストレングスファインダーを受けていないと、このやり方は使えませんか?

A1. 受けていなくても、考え方だけマネすることは十分できます。

この記事で紹介しているのは、
「強み → 行動 → 成果」で整理すること、
「しんどくなりにくい仕事の条件」から適職を考えること、
「強み×転職軸」で志望動機を組み立てること、
などです。

ストレングスファインダーがあると言語化がラクになる、という位置づけなので、

  • これまで褒められたこと
  • 自分の“当たり前”になっている行動
  • 得意な役割

をベースに、同じ型を使っていただいてもOKです。

Q2. 診断結果がしっくりきません…。無理に当てはめるべきでしょうか?

A2. 違和感がある部分は「要検証ポイント」だと思っておけばOK です。

ストレングスファインダーはあくまで「傾向」であって、
100%自分のすべてを言い当てるものではありません。

  • 「これはすごく当たっている」資質
  • 「正直ピンと来ない」資質

を仕分けしておき、
ピンと来ないものは 「今後の経験の中で観察してみるテーマ」 にしておくと安心です。

転職で使うときは、
まずは 「自分でも納得できる資質」「過去のエピソードと結びつく資質」だけ を使っていけば十分です。

Q3. 職務経歴書に「資質名(最上志向・学習欲など)」を書いても大丈夫ですか?

A3. 書いてもOKですが、「資質名だけ」で止めないことが大事です。

NGに近いのは、

「私の強みは最上志向と学習欲です。」

で終わっているパターンです。

おすすめは、

「ゴールまでやり切る力(達成欲)を活かし、〇〇の業務で△△という成果を出しました。」

のように、

  • 強みフレーズ
  • 行動
  • 成果

までパッケージで書くこと。

資質名を出す場合は、
「(カッコ書きで補足する程度)」 にして、
メインは「仕事でどう活かしたか」を中心に書くと伝わりやすくなります。

Q4. ストレングスファインダーの結果を、そのまま企業に提出してもいいですか?

A4. 結果レポートをそのまま提出する必要はありません。

多くの場合、企業側はストレングスファインダーに詳しくないので、
レポートだけ渡しても読み解けない ことが多いです。

  • 職務経歴書や自己PRの中で、「強みエピソード」として反映する
  • 面接で、「強み」や「どんな時に力を発揮できるか」を話すベースにする

といった 「翻訳して使う」イメージ の方が有効です。

どうしても提出を求められた場合は、
「結果そのものよりも、そこから自分なりに解釈した“強み”を言葉にして一緒に伝える」
ようにするのがおすすめです。

Q5. 資質の説明を読むと、弱みっぽい内容も多くて不安になります…。

A5. 多くの資質は、「使い方次第で強みにも弱みにもなる刃」 です。

たとえば、

  • 最上志向 → 改善へのこだわりが強み/完璧主義になりすぎると弱み
  • 慎重さ → リスク管理が強み/動き出しが遅くなりすぎると弱み

といったように、
「過剰に出たときのクセ」が弱みとして出ているだけ、ということがよくあります。

転職では、

「こういう資質があり、こういう場面ではプラスに働いている」
「一方で、こういう場面では出過ぎてしまうことがあるので、こんな工夫をしている」

「長所+短所+対策セット」 で語れると、
単なる欠点ではなく「自己理解が深い人」として評価されやすくなります。

Q6. 未経験職種への転職でも、ストレングスファインダーは役に立ちますか?

A6. むしろ 未経験転職こそ、「強み×転職軸」の出番 です。

経験がない分、職務内容の実績では勝ちにくいですが、

  • これまでの仕事でどんな場面で力を発揮してきたのか
  • そのパターンが、応募先の仕事のどこで活かせそうか

を説明できると、「この人はここで活躍できそうだ」 というイメージを持ってもらいやすくなります。

この記事で紹介している、

  • ミニ自己PR(強みフレーズ+一文)
  • 強みエピソード(資質 → 行動 → 成果)
  • 強み×やりたいことで作る志望動機

は、未経験転職と相性がいいので、ぜひフル活用してみてください。

Q7. 診断は何回も受け直した方がいいですか?

A7. 基本的には、一度の結果を「じっくり使い倒す」でOK です。

ストレングスファインダーは、
「その人の根っこの思考・行動パターン」を測るテストなので、
環境が変わっても 大きくはブレにくい と言われています。

受け直すよりも、

  • 結果を読んで「当てはまる/当てはまらない」をマーカーする
  • 日常の仕事の中で、「資質っぽい瞬間」をメモしていく
  • 職務経歴書や面接の中で、“仮説として” 使ってみる

といった 「使いながら理解を深める」 ほうが効果的です。

Q8. ストレングスファインダーを意識しすぎて「診断に振り回されている人」に見えないか心配です。

A8. 大事なのは、「診断結果が正しい」ではなく「自分はどう解釈して、どう活かしているか」を話すこと です。

面接や書類では、

  • 「ストレングスファインダーでこう出たから、私は〇〇です」ではなく
  • 「診断結果も踏まえて、自分にはこういう傾向があると理解しています」
  • 「そのうえで、仕事ではこういう場面で活かしてきました/こういう工夫をしています」

という語り方にすると、
「自分で考えて活かしている人」 という印象になります。

診断はあくまで 「自分を理解するための道具」
主役はあくまでも あなたの経験と、それをどう活かしたいか なので、
そこを丁寧に語れるようにしておけば大丈夫です。

まとめ|「強みを基準に転職する」と、キャリアはぶれにくくなる

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
最後に、この記事のポイントをぎゅっとまとめます。

✅ ① 「好き」や「条件」は変わるけれど、「強み」はあまり変わらない

  • 年齢・ライフステージ・流行によって、
    「やりたいこと」や「興味のある業界」は変わっていきます。
  • 一方で、ストレングスファインダーが教えてくれる
    思考・行動・感情のパターン=強みのベース は、
    長い目で見るとそう簡単には変わりません。

だからこそ、

条件や流行ではなく、「強み」を基準に仕事を選ぶ

ことが、ミスマッチを減らす一番の近道になります。

✅ ② 強みを「転職で使える言葉」に変換すると、一気に動きやすくなる

この記事では、強みをただ知るだけでなく、

  • 無意識のパターンから「しんどくなりにくい仕事の条件」を見つける(STEP1)
  • ミニ自己PR → 強みエピソード → 志望動機に落とし込む(STEP2)
  • 面接で「強み×転職軸」として一貫して語る(STEP3)

という流れで整理してきました。

強みを

資質名 → 行動 → 成果 → 転職理由・志望動機

の順でつないでいくと、

  • 職務経歴書
  • 自己PR
  • 志望動機
  • 面接での受け答え

一本のストーリーでつながる転職戦略 に変わっていきます。

✅ ③ 完璧な答えを探すより、「小さな一歩」を積み重ねていく

強みを活かした転職は、
いきなり100点の答えが見つかるものではありません。

  • 上位資質を書き出してみる
  • 無意識の行動パターンを3つメモしてみる
  • ミニ自己PRを1つだけ作ってみる
  • 職務経歴書の一部分だけ「強みエピソード」に変えてみる

そんな 小さな一歩の積み重ね が、
「なんとなくの転職」から
「自分の強みを軸にしたキャリア選択」 へ、少しずつ舵を切っていきます。

ストレングスファインダーは、
あなたの人生を決めつける診断ではなく、

「あなたは、こういう時にいきいきしやすいですよ」
「こういう使い方をすると、もっと力を発揮できますよ」

と教えてくれる “取扱説明書” のようなツール です。

この記事が、
その取説を片手に、
あなたが 「強みを武器にした転職」 の一歩を踏み出すお手伝いになれば、とてもうれしいです🌱

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