【転職】志望動機 コピペOK|そのまま使える例文28選+内定に近づく書き方

履歴書や職務経歴書はスムーズに書けたのに、「志望動機」だけは手が止まってしまう——そんな経験はありませんか?

このページでは、そのまま使える例文28個をまとめました。

さらに3か所だけ自分用に置き換えると、いきなり“通る文章”になります。そのやり方もお伝えします。(志望動機を考える下敷きとしても活用下さい。)

ありきたりなことしか書けない。伝えたい想いがまとまらない。書いてみても、なんだかしっくりこない…。
でも大丈夫。実はそれ、あなただけではありません。

志望動機は、転職活動の中でも特に「悩みやすい」けれど、「差がつきやすい」ポイントです。
だからこそ、ここを少し丁寧に磨くだけで、内定にグッと近づける武器になるのです。

このページでは、転職の志望動機をコピペで使える基本テンプレと、内定に近づく整え方をまとめました。
職種別の例文28選に加えて、面接官に刺さる書き方のコツ、書けないときのヒントまで、元面接官の視点でわかりやすく解説します。

「あなたに入社してほしい」と思わせる志望動機、一緒につくっていきましょう。

目次

1. 転職で志望動機が重要な理由と内定に近づくポイント

マルキ

転職活動において、志望動機は「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるかどうかを左右する重要な要素です。

この章では、なぜ志望動機が重視されるのか、そして内定に近づくためにどのような意識が必要なのかを解説します。

「自分に近いケースの志望動機を今すぐ見たい」

そんな方は、下記の一覧をご利用ください。該当するパターンへのショートカットを準備いたしました。
(直接欲しいの例文にジャンプします。)

気になる項目をクリックして、あなたの状況に近い文章をチェックしてみてください。
使えるテンプレやヒントがきっと見つかります。

1-1. 採用担当者が注目する志望動機の役割

採用担当者が履歴書や職務経歴書を読むとき、最も注目するポイントのひとつが「志望動機」です。なぜなら、志望動機は「この人はなぜうちの会社を選んだのか」「入社後にどんな活躍をしてくれるのか」を判断する材料になるからです。

いくらスキルや経歴が豊富でも、「なぜ当社なのか」が曖昧だと、志望度が低く見えてしまい、他の候補者に比べて印象が弱くなる可能性があります。

また、志望動機にはその人の価値観や働く姿勢、キャリアの方向性が現れやすいため、選考では「この人と一緒に働きたいかどうか」を判断するための重要なヒントにもなります。

採用担当者は、志望動機を通じて次のような点を見ています。

▼採用担当者が見ているポイント

  • 会社との相性や価値観の一致
  • 入社後の成長や貢献の可能性
  • 転職理由との整合性や納得感
  • 応募書類全体との一貫性

つまり志望動機は、応募者がどれだけ「本気でこの会社に入りたい」と思っているか、その熱量や理解度を測るバロメーターのようなもの。しっかりと準備された志望動機は、選考通過率に直結する武器になります。

1-2. 志望動機が「他の候補者との差」を作れる理由

「転職市場では“差別化”が重要」とよく言われますが、まさに志望動機はそのチャンスです。

たとえば、同じような経歴を持つ候補者が複数いた場合、最終的な決め手になるのは“この人がなぜ自社を選んだか”という志望動機の内容であることも少なくありません。

差別化に成功する志望動機とは、単なる「条件の良さ」や「仕事内容が魅力的だった」だけでなく、以下のような視点を含むものです。

  • 自分のこれまでの経験が、どのように企業に貢献できるか
  • なぜ他社ではなくこの会社なのかという理由
  • 企業のビジョンや事業への共感

これらを具体的に語れることで、「この人はうちの会社のことをよく理解している」「しっかり準備して応募してくれている」という印象につながります。

また、志望動機の中で自分の強みや価値観をうまく言語化できる人は、面接でも好印象を残す傾向があります。書類でしっかり差別化された志望動機は、面接でもブレない軸として活きるのです。

逆にいうと、ありきたりな志望動機ではせっかくの強みや経験が伝わりきらず、選考で埋もれてしまう危険があります。志望動機は、自己PRの補足であり、あなたの「らしさ」を表すメッセージなのです。

1-3. 志望動機でよくある失敗例とNG表現

どれだけ経歴が優れていても、志望動機の書き方を間違えると大きな減点につながります。ここでは、よくある失敗例と避けたいNG表現を紹介します。

NG例①:条件ベースの理由のみを書く

❌「御社は福利厚生が充実しており、通勤も便利なため志望しました。」

これは、「この会社でなければならない理由」が見えにくい表現です。企業側からすると、「他にも条件の良い会社があればそちらに行くのでは?」と不安になります。

条件面は志望理由の一部としては悪くありませんが、それだけで終わらず、企業理念や仕事内容、成長性などとの関連を加えることが大切です。

NG例②:抽象的すぎて印象に残らない

❌「人と関わる仕事に興味があり、成長できる環境だと思いました。」

このような表現は非常に多く、内容の具体性がないため差別化ができません。また、「成長できる環境」はどの企業にも当てはまるため、読み手に「どこでも言っていそう」と思われてしまいます。

→ 経験やエピソードを織り交ぜながら、“なぜその会社に共感したのか”を具体的に伝える工夫が必要です。

NG例③:前職や他社を否定するような表現

「前職では評価制度が不透明で不満があったため、御社を志望しました。」

これは、ネガティブな印象を与える典型的なパターンです。企業は、「入社後も同じように不満を言うのでは?」と警戒します。

前職に不満があったとしても、それを前向きな志望理由に転換して伝えることが重要です。

多くの人が苦手意識を持つ志望動機ですが、“準備と整理”で必ず差がつくパートです。まずはNG表現を避けるだけでも、大きな印象アップにつながります。

2. 志望動機の書き方・構成|面接官が評価する伝え方

マルキ

「何を書けばいいかわからない」という悩みを解消するために、志望動機の基本的な構成と伝え方のコツを紹介します。

面接官の視点から、好印象を与える書き方を具体的に解説していきます。

2-1. 効果的な構成と書き出し・締めくくりのパターン

志望動機を書く際に「何から書けばいいのかわからない」という声はとても多く聞かれます。

面接官に伝わる志望動機を書くためには、構成を意識することが重要です。まずは、効果的な構成の基本パターンを押さえましょう。

志望動機は、以下のような3ステップ構成が王道です:

  1. なぜこの業界・会社を志望するのか(共感・関心)
  2. その理由につながる自分の経験やスキル(実績・強み)
  3. 入社後の貢献イメージや将来像(展望・熱意)

たとえば、書き出しで「私は御社の○○に共感し、○○の経験を活かせると考えて志望しました。」とすることで、冒頭から“なぜ御社なのか”が明確になります。ここがあいまいだと、どの企業にも使い回しできる「汎用的な志望動機」と判断されてしまいます。

続けて、「前職で○○のプロジェクトに携わった際に…」といった具体的なエピソードを挟むことで説得力が生まれます。ここでは“あなたにしか書けない体験”が重要です。

最後に、「この経験を活かして、御社でも○○の分野で貢献したいと考えています。」と締めくくることで、企業側にとっての“採用するメリット”が明確になります。

このように、「共感 → 実績 → 展望」の流れを意識するだけで、あなたの志望動機はぐっと伝わりやすくなります。

▼コチラも読まれています!
「もっと早く志望動機作りたい!…」という方はChatGPTを活用するのもオススメです。ChatGPTを使った志望動機の作成方法を解説した記事はこちらです。ぜひご活用下さい。
▶︎ 【ChatGPT】転職・就活「志望動機」コピペするだけで爆速に作成する方法!

・志望動機作成の「他の型を知りたい」方は下記の記事をご活用ください。志望動機に使える7つの型を紹介しています。
▶︎【元面接官直伝】転職志望動機の書き方・今すぐ使える成功公式とは?

2-2. 説得力を持たせるための根拠・具体例の盛り込み方

志望動機において“説得力”を持たせるためには、「根拠」と「具体例」が欠かせません。ただ「志望しています」「活かせます」と書くだけでは、採用担当者に響かないからです。

たとえば、

「人と関わる仕事が好きなので、御社の営業職を志望しました。」

という文は一見まっすぐですが、理由としては弱く、他の応募者と差がつきません。

この場合、

「大学時代に接客のアルバイトでクレーム対応を経験し、お客様の要望に耳を傾けることで信頼関係が築けた。その体験から、人と関わる中で成果を出す仕事に魅力を感じるようになった。」

というように、自分の経験から得た気づきや価値観を加えることで、言葉に“体温”が宿ります。読み手は「この人は本当にそう思っているんだ」と感じられ、納得感が生まれます。

また、数字や成果を使うのも有効です。

「前年比120%の売上向上を達成した」「3年間で退職率を半減させた」

といった実績は、客観的な強みとして伝わります。大きな成果でなくても、「どんな工夫をしたか」「何を意識していたか」があれば、十分アピールにつながります。

ポイントは、「なぜそう思ったのか」「どんな体験を通じてその思いに至ったのか」を言葉にすること。それがあなたらしい志望動機をつくる“軸”になります。

2-3. 転職理由・自己PR・キャリア・ビジョンとのつなげ方

志望動機が“刺さる”ものになるかどうかは、「一貫性」が鍵です。採用担当者は、志望動機そのものだけでなく、転職理由・自己PR・これまでのキャリア・そして将来のビジョンとのつながりを見ています。

たとえば、転職理由で「ワークライフバランスを重視したい」と言っておきながら、志望動機では「御社の挑戦的な風土に惹かれた」と書いてしまうと、軸がブレているように見えてしまいます。

この一貫性を持たせるためには、以下の4つをつなげる意識が重要です。

① 転職理由
前職でどんな課題や限界を感じ、何を変えたいと思ったのか。ポジティブな理由で語れると印象が良くなります。

② 志望動機
転職理由を踏まえて、なぜこの企業・この職種を選んだのか。「なぜ今この会社なのか」が明確になっていることが大切です。

③ 自己PR
その企業で活かせる自分の強みは何か。過去の経験や実績と、志望先で求められる能力の接点を示しましょう。

④ 将来のビジョン
入社後にどんな成長を目指し、どんな貢献ができるのか。「御社の一員としてどう在りたいか」を語れると、未来への信頼につながります。

このように、志望動機は単体で考えるのではなく、「転職のストーリーの一部」としてつくると、説得力が増します。書類や面接で同じ軸が通っていれば、企業側も安心して選びやすくなるのです。

2-4. 履歴書・職務経歴書・面接用で違いはある?

志望動機は「どの場面で使うか」によって、伝え方や内容の深さを変える必要があります。履歴書、職務経歴書、面接ではそれぞれ求められる役割が微妙に異なるため、同じ文章を使い回すのは避けましょう。

【履歴書に書く】志望動機のポイント

履歴書は採用担当者が最初に目を通す書類です。ここでは簡潔に「なぜ応募したのか」「何に共感したのか」を伝えるのがポイント。300〜400文字程度で、動機の要点と熱意をコンパクトにまとめるのが理想です。

【職務経歴書に書く】志望動機のポイント

必須ではないものの、職務経歴書に志望動機を入れるケースがあります。その場合は、「これまでの経験がどう活かせるか」「なぜこのポジションにフィットするのか」など、過去の実績と志望企業の接点にフォーカスしましょう。

【面接で伝える】志望動機のポイント

口頭での説明になるため、自然な話し言葉で「共感→経験→貢献」の流れを意識。聞かれた瞬間に詰まらないよう、自分の言葉で語れる準備が重要です。文章にしたものを暗記するよりも、「話す構成」をイメージしておくと伝わりやすくなります。

このように、使い分けを意識することで、志望動機がより効果的に響くようになります。

2-5. 志望動機を短くまとめたい時の注意点とコツ

志望動機を短くまとめる場面は多くあります。履歴書欄の制限、求人サイトでのオンライン応募、あるいは企業が「200文字以内で記入」と指定してくる場合などです。限られた文字数でも、自分らしさと熱意を伝えるには、要点をしぼる工夫が求められます。

①短くても「何に共感したか」は外さない

短文になるほど、内容がぼやけがちです。企業側が最も知りたいのは「なぜ当社なのか?」という一点。まずは企業のビジョン・文化・事業内容などにどこに共感したかを明確に示しましょう。

②経験や強みは1つに絞る

多くを詰め込もうとせず、「この経験を活かしたい」「このスキルがフィットする」といった1点突破の表現が有効です。「複数ある中でも特にこれが貢献できる」と伝えると、絞りつつも広がりを感じさせることができます。

③書き出しと締めを工夫する

限られた文字数だからこそ、冒頭でグッと目を引き、最後に熱意で締める構成が効果的です。たとえば:

「人の成長を支える事業に共感し、前職で培った研修運営の経験を活かしたいと考えています。」

このように、「共感+経験+意欲」の三点セットを意識すると、簡潔でも芯のある志望動機になります。

3. そのまま使える例文を“通る文章”にする|置き換え3ポイント

志望動機の例文は、そのままコピペしても形にはなります。
ただ、面接官が見ているのは「あなたがその会社で働く理由が成立しているか」です。

コピペ感が出て落ちやすいのは、次の3つが“空欄”のままだからです。

  • ①なぜこの会社?(固有名詞がない)
  • ②なぜ自分?(経験の根拠がない)
  • ③入社後どう貢献?(やることが見えない)

逆に言うと、例文の骨格はそのままでOK。
この3か所だけ置き換えると、一気に“通る文章”に近づきます。

3-1. 置き換え①|「なぜこの会社?」を固有名詞で1つ入れる

まずはここ。固有名詞が入った瞬間にコピペ感が消えます。
「御社の理念に共感しました」だけだと、どの会社にも当てはまってしまうため弱いです。

入れるべき“固有名詞”は、次のどれか1つで十分です。

  • 事業・サービス名(例:◯◯事業、◯◯サービス)
  • 企業の強み・特徴(例:地域密着、業界トップ、独自の仕組み)
  • 求人票の一文(例:「◯◯を大切にする文化」など)
  • 理念・ビジョンのキーワード(例:「◯◯で社会に貢献」など)

使える型(1文テンプレ)

  • 私は【固有名詞】に魅力を感じ、貴社を志望しました。
  • 特に【固有名詞】の取り組みに共感し、志望いたしました。

ポイント:固有名詞は“1つでOK”。入れすぎると逆に薄くなります。

3-2. 置き換え②|「なぜ自分?」を経験1行+強み1語でつなぐ

次に「あなたがやれる理由」です。
数字がなくてもOK。経験を1行+強みを1語でつなぐだけで説得力が出ます。

おすすめの順番

  • 経験(何をしてきたか)
    → 強み(どう進めたか)
    → 再現性(この会社でも活かせる)

使える型(2文テンプレ)

  • 前職では【経験(1行)】に取り組んできました。
  • その中で【強み1語(例:正確性/調整力/継続力)】を活かし、【工夫・姿勢(短く)】してきました。

強み1語の例(事務職でも使いやすい)

  • 正確性/段取り力/調整力/丁寧さ/改善意識/スピード/報連相/粘り強さ

ポイント:「頑張りました」より「どうやったか(行動)」を1つ入れると強くなります。


3-3. 置き換え③|「入社後どう貢献?」を“やること”で締める

最後は「貢献」です。
ここがふわっとしていると、どんなに良い志望理由でも弱くなります。

コツは “やること”で締めること。
「頑張ります」「成長したいです」だけで終わらせないのがポイントです。

使える型(1文テンプレ)

  • 入社後は【やること(配属先での役割)】を通じて、【貢献(会社にとっての良さ)】に貢献したいと考えています。
  • 入社後は【やること】を徹底し、【貢献】につなげます。

“やること”の例(事務職寄り)

  • 正確な処理と期日管理で、現場が動きやすい状態を作る
  • 関係者調整をスムーズにし、業務の滞りを減らす
  • データ整備・資料作成で、意思決定を支える

ポイント:完璧な成果を言わなくてOK。「まず何をやるか」が言えるだけで十分強いです。

3-4. 3ポイントを30秒で埋める|穴埋めテンプレ(コピペOK)

3行版(最短)

  • 志望理由:私は【固有名詞】に魅力を感じ、貴社を志望しました。
  • 経験:前職では【経験】に取り組み、【強み】を活かして進めてきました。
  • 貢献:入社後は【やること】を通じて、【貢献】に貢献したいです。

5行版(少し丁寧)

  • 私は【固有名詞】に魅力を感じ、貴社を志望しました。
  • 前職では【経験】に取り組み、【強み】を活かして【工夫】してきました。
  • この経験は、貴社の【業務/役割】でも再現できると考えています。
  • 入社後は【やること】を徹底し、【貢献】につなげます。
  • まずは【学ぶこと/キャッチアップ】を進め、早期に戦力化します。

3-5. 置き換え例|同じ例文が“通る文章”に変わるビフォーアフター

例1(経験者向け)

Before(ありがち)
貴社の理念に共感し志望しました。前職の経験を活かして貢献したいです。

After(置き換え3ポイント)
私は【例:〇〇業界向けのサポート体制/〇〇サービス】に魅力を感じ、貴社を志望しました。
前職では【例:受発注・請求処理/スケジュール調整】を担当し、【正確性】を意識してミスを防ぐ運用を徹底してきました。
入社後は【例:期日管理と関係者調整】で現場が動きやすい状態を作り、業務の滞りを減らすことに貢献します。

例2(未経験向け)

Before(ありがち)
未経験ですが、成長したいと思い志望しました。頑張ります。

After(置き換え3ポイント)
私は【例:〇〇を大切にする接客方針/地域密着の運営】に惹かれ、貴社を志望しました。
これまで【例:接客での要望ヒアリング/クレーム一次対応】を通じて【丁寧さ】を磨き、相手の意図を確認して行き違いを減らしてきました。
入社後は【例:基本業務を正確に習得し、報連相を徹底】して、チームが安心して回る状態づくりに貢献します。

3-6. よくある失敗|置き換えたのに通らないNGパターン3つ

最後に、落ちやすい“もったいない例”です。

NG① 抽象語だけで終わる
×「理念に共感」「成長したい」「貢献したい」だけ
→ ○ 固有名詞+経験1行+やること1行を入れる

NG② 企業研究ゼロに見える
× どの会社にも当てはまる内容
→ ○ 求人票の一文、サービス名、強みなど“その会社だけ”を1つ入れる

NG③ 貢献がふわっとしている
×「頑張ります」「力になりたいです」
→ ○ 「まず何をやるか(やること)」で締める(完璧な成果は不要)

4. 【28選】転職志望動機の例文集|コピペOKなテンプレート

マルキ

実際に使える志望動機の例文を、職種や状況別に例文28パターンご用意しました。

自分の状況に近い例を参考にしながら、説得力のある志望動機を作成するヒントにしてください。

志望動機において「どう書けばいいか分からない」と悩む方の多くは、成功例に触れることで突破口を見つけられることがあります。この章では、採用担当者が納得しやすい構成と視点を盛り込んだ志望動機のテンプレートを、ケース別に紹介します。

4-1. 前職の経験を活かす志望動機の例文

志望動機例①:営業職 → 別企業の営業職

貴社を志望した理由は、これまで培ってきた法人営業の経験を、より提案力が求められる分野で活かしたいと考えたからです。前職では業務用機器の営業を担当し、顧客のニーズを深掘りして提案する力を磨いてきました。貴社の「課題解決型の営業スタイル」に共感し、自分の経験を活かして、より深い信頼関係を築ける営業を目指したいと考えています。

志望動機例②:事務職 → 同じく事務職

私が貴社を志望したのは、これまでの総務・経理事務の経験を活かして、より成長性のある環境で自分の役割を広げたいと考えたからです。特に、前職では業務効率化に取り組み、月末処理の作業時間を25%削減する改善を行いました。貴社の“仕組みを整える力”を重視されている点に強く共感し、正確性だけでなく、改善提案など能動的な業務にも貢献できると考えております。

志望動機例③:カスタマーサポート職 → 営業職(コミュニケーション経験の応用)

前職ではカスタマーサポートとして、年間1,000件以上の問い合わせに対応してきました。クレーム対応も含め、お客様の言葉の裏にある本音を汲み取り、信頼を得ることを大切にしてきました。この経験を、より能動的な提案活動に活かしたいと考え、営業職へのチャレンジを志望しております。貴社の“顧客第一主義”の方針にも深く共感しており、お客様に寄り添う提案型営業に貢献できると考えています。

4-2. 未経験業種・職種に応募する場合の志望動機例文

志望動機例1:事務職 → 人事職(業務の一部から関心を持ったケース)

貴社を志望した理由は、人事職として採用や教育に関わる業務に挑戦したいと考えたからです。前職では事務職として勤怠管理や入退社手続きなど、人事の補助的な業務に携わってきました。その中で「人を支える仕事」のやりがいを強く感じるようになり、自ら主体的に人材に関わる仕事をしたいと考えるようになりました。未経験ではありますが、制度理解や正確な処理業務には自信があり、早期に戦力として貢献できるよう努力いたします。

志望動機例2:接客業 → 営業職(コミュニケーション力の応用)

前職ではアパレル販売スタッフとして、幅広い年齢層のお客様への接客を行ってきました。日々の業務の中で、お客様のニーズに応じた提案や、信頼関係を築く重要性を実感し、より能動的にお客様と関われる営業職にチャレンジしたいと考えました。貴社は未経験からの育成体制も整っており、安心してチャレンジできると感じています。販売で培った提案力と笑顔を活かして、お客様に選ばれる営業を目指していきたいと思っています。

志望動機例3:製造職 → IT業界のサポート職(ITスキルの自己研鑽と業界転職)

現在は製造業での現場業務に携わっていますが、業務効率化のためにExcel VBAや簡単なマクロを独学で学び、社内の作業改善に活かしてきました。その経験から「ITで人を支える仕事」に興味を持ち、IT業界への転職を志望しています。中でも貴社のユーザーサポート職は、技術とコミュニケーションの両方が求められる点に魅力を感じています。未経験ではありますが、学び続ける姿勢と現場目線の対応力で貢献できると考えています。

4-3. 30代・40代・50代の志望動機例文

志望動機例4:30代後半・営業経験者の異業種転職(マネジメント力の訴求)

前職では10年以上、法人向けの営業職に従事し、新規開拓から既存顧客の深耕営業まで幅広く担当してまいりました。その中で、後輩の育成やチームマネジメントにも携わる機会が増え、人の成長をサポートすることに強いやりがいを感じております。貴社の営業部門では、プレイヤーとしてだけでなく、チームをリードする役割も求められることを知り、これまでの経験が活かせると考え志望いたしました。環境が変わっても、目標達成への執着心と現場感覚を武器に貢献できると考えています。

志望動機例5:40代・管理部門職(安定した実務能力の訴求)

私は経理職として15年以上、月次・年次決算や原価管理などを担当してきました。常に「正確さ」と「スピード」の両立を意識し、現場とのコミュニケーションにも力を入れてきました。御社は製造業として事業の幅も広く、経理としての対応力や理解力が求められると感じています。これまでの経験で培った業務の正確性と、部門間の調整力を活かし、貴社の経営基盤を支える役割を担いたいと考え、志望いたしました。

志望動機例6:50代・現場系職種からの再チャレンジ(安定志向と誠実さ)

長年、現場作業を中心に働いてまいりましたが、年齢を重ねる中で「体力に頼らず、安定的に貢献できる職場で働きたい」という想いが強くなり、転職を決意いたしました。御社の求人は経験不問であり、丁寧な研修制度も整っていることから、安心して挑戦できると感じております。与えられた仕事をコツコツと丁寧に取り組む姿勢には自信があります。新しい環境でも真面目に努力を続け、御社に長く貢献していきたいと考えています。

4-4. 履歴書や職務経歴書に使える短い志望動機例文

履歴書や職務経歴書では文字数制限があるため、コンパクトかつ的確に志望の理由を伝えることが求められます。
ここでは、100~150文字程度でまとめた短文例をいくつかご紹介します。

志望動機例7:営業職

前職で培った法人営業の経験を活かし、貴社の商品を通じてより多くの顧客に価値を届けたいと考え志望しました。

志望動機例8:事務職

正確性と効率を意識した事務処理に強みがあり、貴社の業務を円滑に進めるサポート役として貢献したいと考えています。

志望動機例9:未経験職種への挑戦

接客経験を通じて培ったコミュニケーション力を活かし、未経験ながらも貴社の一員として成長していきたいと考えています。

志望動機例10:安定志向・長期就業をアピール

貴社の安定した経営基盤と研修制度に魅力を感じ、長期的に安心して働きながらスキルアップを目指したいと考えています。

短い志望動機で重要なのは「伝えたい軸を1つに絞ること」です。
あれもこれも伝えようとすると、かえって焦点がぼやけてしまいます。

履歴書などではまず軸だけに絞り、詳細は職務経歴書や面接で補足するのが効果的です。

4-5. 製造業・営業職など業界・職種特化の志望動機例文

志望動機例11:製造業(品質管理職)への志望動機例

私はこれまで食品メーカーで品質管理業務に5年間従事し、HACCPに基づく衛生管理や工程改善に取り組んできました。御社は高精度なものづくりを強みとされており、品質の安定に対する意識が非常に高いと感じています。これまで培った品質管理の知識と現場との調整力を活かし、より良い製品づくりに貢献したいと考え、志望いたしました。

志望動機例12: 製造業(購買・調達職)

前職では資材購買として、価格交渉・納期管理・在庫管理などを担当してきました。御社のようにグローバルに展開する企業で、調達業務の視野を広げたいと考えています。コスト意識と納期遵守を徹底した購買業務の経験を活かし、サプライチェーン全体の安定に貢献したいと考え、志望いたしました。

志望動機例13:(生産技術職)

現職では、自動車部品メーカーにて生産ラインの立ち上げや工程改善を担当しており、現場の効率化に取り組んできました。御社は高い生産性と品質を両立されており、その裏側の仕組みに強く惹かれました。これまでの現場改善の知識と改善提案の経験を活かし、貴社の生産現場に貢献したいと考えています。

志望動機例14:(未経験・異業種からの転職)

これまで小売業界で接客・販売を中心に経験を積んできましたが、よりお客様の課題に深く関わる仕事がしたいと考え、営業職への転職を希望しています。御社の製品は業界でも高い評価を得ており、自信を持って提案できると感じました。これまで培ってきた対人スキルと傾聴力を活かし、お客様に信頼される営業を目指したいと考えています。

志望動機例15:(法人営業)への志望動機例

前職では5年間、BtoBの法人営業として既存顧客対応から新規開拓まで幅広く経験してきました。御社のように課題解決型の提案を重視する営業スタイルに共感し、より深くお客様に寄り添った提案ができる環境で力を発揮したいと考えています。これまでの提案力と関係構築力を活かし、貴社の成長に貢献したいと志望いたしました。

4-6. 待遇や環境の変化を志望理由にしたい場合の例文

志望動機例16: ワークライフバランスを重視したい場合

これまで成長著しいベンチャー企業で営業職として働き、多忙な環境の中でも成果にこだわって取り組んできました。一方で、長期的なキャリアを見据えた際、働き方のバランスを整える必要性も感じるようになりました。御社は成果を重視しながらも、働きやすい環境づくりに注力されており、自分の力を継続的に発揮できる環境だと感じています。これまでの経験を活かし、安定したパフォーマンスで貢献していきたいと考えています。

志望動機例17:年収アップや待遇改善を志望理由に含めたい場合

前職では法人営業として新規顧客開拓やプロジェクト推進に携わり、一定の成果を上げてきました。しかし、会社全体の評価制度が明確でなく、実績に対する処遇とのギャップに悩む場面が増えてきました。御社は成果に応じた正当な評価制度を持ち、長く安心して働ける環境だと感じています。これまでの営業経験を活かし、より高い成果を出すことで、御社とともに自身の成長も実現したいと考え、志望いたしました。

志望動機例18:地域・勤務地の希望がある場合(Uターン・Iターン含む)

これまで都内でシステムエンジニアとして勤務してきましたが、地元へのUターンを考える中で、御社の求人に出会いました。地域に根ざした事業展開や、安定した経営基盤に魅力を感じております。地元で働くことにより生活の質を高めつつ、これまで培った技術力とプロジェクト管理力を、地元企業の発展に役立てたいと考えています。

志望動機例19:家族の事情(介護・子育て等)を含んだ転職理由

現在、家族の介護が必要となったことをきっかけに、勤務地や勤務時間の柔軟性を重視して転職を検討するようになりました。御社は地域密着型の安定した経営をされており、また柔軟な働き方の実現に取り組まれている点に魅力を感じています。これまで総務職として培ってきた社内調整力や業務の効率化ノウハウを活かし、限られた時間の中でも確実に貢献できるよう努めたいと考えています。

4-7.志望動機のタイプ別パターンと実践例【キャリアアップ・ビジョンに共感・即戦力】

スキルアップを目指す転職や、企業理念への共感、地元志向、家庭事情など——志望動機にはさまざまな背景があります。この章では「どんな思いで転職を考えたのか」「その理由をどう言語化するか」を具体的にイメージできるよう、タイプ別の例文をご紹介します。

志望動機例20: キャリアアップ・スキルアップをアピールする志望動機の例文

これまで営業職として、新規開拓から既存顧客フォローまで幅広く経験し、年間表彰を複数回受けるなど成果を重ねてきました。現職では一定の役割を果たせたと感じる一方、マネジメントや戦略立案といった上位レイヤーの業務にも挑戦したいという想いが強くなり、転職を決意しました。
御社では、チーム単位での営業活動や、育成・仕組みづくりにも力を入れておられると知り、自身の経験と志向性がマッチすると感じています。これまで培ってきた実行力に加え、マネジメントスキルを磨くことで、貴社のさらなる成長に貢献したいと考えています。

志望動機例21: 企業研究・ビジョン共感型の志望動機の例文

貴社の「地域とともに成長し、暮らしを支えるサービスを提供する」という理念に深く共感し、志望いたしました。私はこれまで、地域密着型の小売企業で販売・販促業務を担当してきましたが、日々の業務を通じて「目の前のお客様だけでなく、地域全体に貢献できる仕事がしたい」という想いが強くなりました。
貴社の取り組みや中期経営計画を拝見し、単なる商品提供ではなく、生活者の未来を見据えた事業展開に共鳴しております。これまでの現場経験を活かし、地域に根ざしたマーケティング活動や顧客対応を通じて、貴社のビジョン実現に貢献していきたいと考えております。

志望動機例22: スタートアップ企業のミッションに共感した志望動機の例文

私は前職でWebサービスの企画・運営を担当する中で、スピード感のある環境で自ら手を動かしながら事業をつくる醍醐味に魅力を感じてきました。
貴社の「テクノロジーの力で教育格差をなくす」というミッションを知り、これまでのキャリアを活かして本気で貢献したいと思い志望いたしました。
自身も地方出身で教育環境に課題を感じてきた経験があり、貴社のプロダクトがもつ社会的意義に強く共感しております。プロジェクト推進力と現場理解を武器に、サービスの成長とミッションの実現に伴走していきたいと考えております。

志望動機例23: 地元企業へのUターン転職志望理由の例文

大学進学を機に地元を離れ、これまで東京のIT企業で営業・マネジメントに携わってきましたが、結婚と出産を経て、地元での暮らしとキャリアの両立を本格的に考えるようになりました。
その中で貴社の「地域の中小企業の力を最大化する」という理念と多角的な事業展開に魅力を感じ、志望いたしました。
地元への愛着と都市部で培った提案力・調整力を活かし、地域経済の発展に貢献できる営業人材として、貴社とともに成長していきたいと考えております。

志望動機例24: 営業職での即戦力アピール型の志望動機

私は法人営業として、5年間で新規開拓・既存顧客のフォローを通じて、毎年120%以上の目標達成を継続してきました。
特に中堅・中小企業へのソリューション提案に強みがあり、複数の部門を巻き込んだ課題解決型営業を得意としています。
貴社は今後、中小企業向けの新サービスに注力されると伺い、自分の経験をそのまま活かして貢献できると感じました。
これまで培った「課題を掘り下げて提案に落とし込む力」を軸に、即戦力として売上拡大に貢献したいと考えております。

志望動機例25: 経理職での専門性・スピード感アピール型の志望動機

私はこれまで経理として、決算業務や資金繰り管理、税務対応などを一通り経験してまいりました。
特に上場準備企業での勤務経験から、スピード感と正確性の両立を求められる環境に身を置いており、改善提案や仕組みづくりも得意としています。
貴社が事業拡大フェーズにあり、経理体制の強化を目指されていると知り、自分の経験を即戦力として還元できると考えました。
現場理解と管理部門の橋渡しができる人材として、貴社の経営基盤を支えていきたいと考え、志望いたしました。

志望動機例26: カスタマーサポート職での即戦力・再現性アピール型の志望動機

私はカスタマーサポートの現場で7年間、電話・チャット・メール対応を行ってきました。
お客様の「不安」や「困りごと」を察知し、スピーディに対応・解決することにやりがいを感じており、社内のFAQ改善や新人教育にも積極的に関わってきました。
貴社がサポート体制の強化を進めていると知り、私のこれまでの経験を即戦力として役立てられると感じ、志望いたしました。
現場感覚を活かしながら、再現性のある対応品質の構築にも貢献していきたいと考えております。

志望動機例27: ITエンジニア職での即戦力アピール型の志望動機

私はSIerでのシステム開発経験を経て、直近ではWeb系企業にてフロントエンドからインフラまで幅広く対応してきました。
特にReact・Next.jsを用いた開発を得意としており、スピード感のある開発体制の中でも品質とユーザビリティを両立させてきた実績があります。
貴社のプロダクトはユーザー視点を大切にした開発方針に共感しており、自分の経験を即戦力として活かせると感じました。
今後は技術力に加えて、チーム内のナレッジ共有や育成にも積極的に関わりながら、よりよい開発環境づくりにも貢献したいと考えています。

志望動機例28: 人事職での即戦力アピール型の志望動機

私は人事として新卒・中途採用を中心に、年間50名以上の採用業務を担当してまいりました。
採用戦略の立案から媒体選定・面接対応・内定後フォローまで一貫して対応し、入社後の定着率向上にも寄与してきました。
貴社が「人を大切にする経営」を掲げ、事業拡大に向けた人材戦略を強化されている点に強く共感し、ぜひその一員として貢献したいと感じました。
候補者と現場の架け橋となる姿勢を大切にしながら、即戦力として採用力の向上と組織活性に寄与してまいります。

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5. 志望動機が書けない時の対策|情報収集・整理・テンプレ活用術

マルキ

「書こうとしても、手が止まる…」という方のために、志望動機をスムーズに書き始めるための準備方法や、情報の整理術を紹介します。

5-1. 求人情報や企業研究を効果的に行う方法

「志望動機が書けない…」という悩みの根っこには、企業について十分な理解がないことが多くあります。
情報がないまま「何を書けばいいんだろう」と悩むのは、地図を持たずに目的地を探すようなもの。まずは、企業の特徴や求めている人物像を“調べてから書く”ことが大切です。

企業研究で役立つ情報源は以下の通りです。

  • 公式サイト(会社概要・代表メッセージ・理念・事業内容)
  • 採用ページ(社員インタビュー・求める人物像)
  • プレスリリース(最近のニュースや方向性)
  • 口コミサイト(働き方や社風の傾向)
  • SNS(企業の発信トーンや活動方針)

これらの情報から「自分がなぜここで働きたいのか」を言語化するために、次のような問いを自分に投げかけてみましょう。

  • この会社はどんな課題を解決しようとしている?
  • 自分の経験や価値観と、どこが重なっている?
  • この会社のどんな点に共感したか?

情報を集めることで、「志望動機に使えるヒント」が少しずつ見えてきます。
企業への理解が深まると、伝える言葉にも説得力が出てきますよ。

▼こちらも読まれています

志望動機が書けないのは、情報整理や構成方法が明確でないだけです。
もっと具体的な解決法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 志望動機が本当に書けない人のための救済策!元面接官の本音アドバイス

5-2. 自分の強み・経験の掘り下げ方と整理術

「自分にはアピールできるような経験がない」
そう感じている方も多いのですが、面接官の視点では「どれだけすごい成果を出したか」よりも、日々の仕事の中で“どう考えて行動してきたか”が見たいのです。

つまり、“当たり前にやってきたこと”の中にこそ強みのヒントがあるということ。

たとえば、以下のような視点でこれまでの経験を掘り下げてみましょう。

  • どんな場面で「工夫したこと」があるか?
  • ピンチやトラブルを、どう乗り越えたか?
  • 周囲からよく頼まれる役割は?
  • 目立たないけど、自分なりに頑張っていたことは?

「棚卸しシート」などに書き出してみると、自分のパターンや得意なことが浮かび上がってきます。

さらに、それらの経験を「志望企業の仕事」とどうつなげられるか?を考えていくことで、ただのエピソードが“志望理由”に変わっていきます。

たとえば、

「接客でのミスを減らす工夫をした経験」→「丁寧に改善策を考えられる力」→「品質向上に力を入れている御社に貢献できる」

このように、経験 → 強み → 志望理由とつなげて整理することが、納得感のある志望動機をつくるための第一歩です。

5-3. よくある質問やエージェント活用での支援・添削例

志望動機を書く際、よくある悩みや質問には次のようなものがあります:

  • 「業界や職種が未経験でも、どう書けばいい?」
  • 「複数応募しているけど、それぞれに志望動機は必要?」
  • 「転職理由がネガティブになりそう。どう伝える?」
  • 「志望動機と自己PRの違いがよく分からない」
  • 「ChatGPTで作ったけど、これで合ってるのか不安…」

これらの疑問は多くの転職者が共通して抱えているもの。
一人で悩まず、客観的な視点を持つ第三者に見てもらうことが有効です。

たとえば、転職エージェントでは以下のような支援が受けられます。

  • 応募企業の傾向に合わせた「添削アドバイス」
  • 志望動機の方向性がズレていないかの確認
  • 転職理由やキャリアビジョンとの一貫性チェック
  • 強みがちゃんと伝わる言葉選びのサポート

また、最近はAIを活用して作成・添削をする人も増えています。
ただ、AIは文法的には正しくても、その人らしさや志望企業との接点をうまく反映できないケースもあります。
だからこそ、「人の目」で確認する工程は欠かせません。

エージェントに頼るのが難しい場合は、添削サービスや友人に見てもらうのも一つの手。
「伝わるかどうか」という視点でフィードバックをもらうことで、志望動機の完成度は一段と上がります。

5-4. 志望動機の書き方チェックリストと見直しのポイント

志望動機は、書いたあとに必ず“第三者目線”での見直しを行うことが大切です。
あなたが「伝えたいこと」と、採用担当者が「知りたいこと」がズレていると、どんなに熱意があっても響きません。

以下に、仕上げ前に確認すべきチェックリストをまとめました。

志望動機チェックリスト

  1. 「なぜその企業を選んだのか」が明確か?
     → 企業の特徴やビジョンと自分の価値観・経験がつながっているか確認。
  2. 「自分だからこそ活躍できる理由」が入っているか?
     → 経験・スキル・強みなど、再現性が伝わる具体的な要素を含める。
  3. 他の企業にも通用しそうな“汎用的な志望動機”になっていないか?
     → 「その会社でないといけない理由」があるかをチェック。
  4. ネガティブな転職理由になっていないか?
     → 不満ではなく「次に何を求めているか」という前向きな表現を意識。
  5. 読み手にとって分かりやすい構成・文章になっているか?
     → 1文が長すぎないか、主語と述語がきちんと対応しているか確認。

また、添削や見直しの際には「声に出して読む」「ChatGPTに読者として意見をもらう」などの方法も効果的です。

特に重要なのは、「その会社に入りたいという熱意が“自分らしい言葉”で伝わっているか」。
テンプレートに頼りすぎると、個性が薄れてしまいます。

最終的には、「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるかどうか。
志望動機は、その第一歩をつくる“共感の入り口”なのです。

6. 志望動機で面接官に響く伝え方|面接・書類選考で好印象を得るコツ

書いた内容をただ伝えるだけではもったいない。

マルキ

面接や書類選考で「この人いいな」と思われるための、表現の工夫や伝え方のポイントを整理しました。

6-1. 面接での回答やアピールで注意すべき点

面接の場では、書類で書いた志望動機を“言葉で”伝える必要があります。
ここで多くの方が陥るのが、棒読みになることや、感情が伝わらないこと。

どれだけ準備しても、ただ覚えた文章を暗唱しているだけでは、面接官の心には響きません。
重要なのは、あなたの“本気”や“熱意”が伝わることです。

たとえば、
「貴社のミッションに共感し、自分のスキルを活かして〜」という表現も、
少し視点を変えて「私は御社の〇〇という取り組みを知ったとき、自分の〇〇という経験と強く結びついたんです」と語ると、リアリティが増します。

また、「御社に入ってからどんな貢献ができるか」まで話せると、面接官は一歩先の姿をイメージできます。

さらに、注意点としては以下の3つです。

  • 企業ごとに話す内容を変えること(コピペはNG)
  • 長くなりすぎず、2分以内で簡潔に話す
  • 話す前に深呼吸をして、落ち着いて伝える

志望動機は“セールストーク”ではなく、“あなたの物語”。
「この人、いいな」と思ってもらえるように、あなたの言葉で語りましょう。

6-2. 職務経歴書・履歴書と志望動機の一貫性とは

志望動機が評価されるためには、「これまでのキャリア」と「これからやりたいこと」が自然につながっていることが大切です。
この“つながり”が感じられないと、どんなに言葉が整っていても、採用担当者は違和感を抱きます。

たとえば、職務経歴書では「マネジメント経験を活かしたい」と書いているのに、志望動機では「手を動かして現場で学びたい」と言っていたらどうでしょう?
やりたいことにブレがあり、「この人は本当にウチで働きたいのかな?」と不安を感じさせてしまいます。

履歴書や職務経歴書で伝えた「これまでの実績」「得意分野」、
そして志望動機で語る「そのスキルをどう活かしていきたいか」が、一本の線でつながるように構成しましょう。

一貫性があると、
・志望の本気度が伝わる
・採用後のイメージが持ちやすくなる
・「この人なら活躍できそう」と期待される

といった効果が生まれます。
志望動機だけでなく、応募書類全体を“ひとつのストーリー”として捉えることが、通過率を高めるコツです。

6-3. オリジナル性・共感・熱意を伝える表現例

志望動機は、内容の「正しさ」よりも、「あなたらしさ」が伝わるかどうかがカギです。
なぜなら企業は、“志望動機が優等生っぽいか”よりも、“うちに本当に来たいのか”を見ているからです。

他の応募者と同じような言葉を並べただけの志望動機では、印象には残りません。
そこでポイントになるのが、オリジナル性・共感・熱意の3要素です。

✅ オリジナル性:自分だけの視点・体験を盛り込む

たとえば…

「御社の導入している◯◯システムは、前職でも比較検討したことがあり、その中で最もユーザビリティに優れていると感じました」
→“比較検討した経験がある”という個人的な背景が、言葉に説得力を与えます。

✅ 共感:企業の姿勢やビジョンに感じたことを、自分の言葉で伝える

たとえば…

「御社が地域貢献を大切にされている点に共感し、私も地元に根ざして働きたいという気持ちが強まりました」
→共感のポイントは「その企業ならでは」の活動やビジョンを引用することです。

✅ 熱意:なぜその会社で働きたいのか、「今このタイミング」である理由を加える

たとえば…

「業界経験を一通り積んだ今、よりスピード感のある環境で自分の限界に挑戦したいと感じています。新たな挑戦の場として、御社が最適だと考えました」

このように、志望動機は「自分らしさ」と「企業らしさ」が重なるポイントを見つけることがコツです。
そのうえで、“なぜ今、御社なのか”が腑に落ちる文章になるよう意識しましょう。

6-4. 実際の面接でよくある志望動機に関する質問と対応法

書類では通っても、面接では「志望動機が浅い」と思われてしまうことがあります。
なぜなら、志望動機は“語る力”も見られているからです。
ここでは、面接でよく聞かれる質問と、その対応法をご紹介します。

【質問1】:なぜ当社を選んだのですか?

最も基本的で、最も深く見られる質問です。
この質問では、企業研究をどこまでしているか・どんな価値観に共感したかが問われます。

【対応のコツ】

  • 企業の特徴(事業内容・方針・文化)に触れる
  • 自分の価値観やキャリアの軸と結びつける

例:「業界トップである御社の中でも、〇〇事業に注力している点に惹かれました。私自身も〇〇の経験があり、さらなる貢献ができると考えています」

【質問2】:他の企業ではなく、なぜ当社なのか?

似た企業が多い中で、“なぜこの会社”なのかを深掘りする質問です。
ここでは、比較対象を含めて理由を語れると説得力が増します。

【対応のコツ】

  • 「複数社見てきたが、〇〇な理由で御社が最も合致した」という伝え方
  • 「この会社でなければならない理由」が入っているかを意識

【質問3】:入社後にやってみたいことはありますか?

ここでは、志望理由が単なる憧れでなく、現実的なプランに基づいているかが見られます。

【対応のコツ】

  • 志望理由とつながる内容にする(例:前職の経験を活かしたい分野など)
  • 「貢献したい」「チャレンジしたい」など、前向きな意欲を伝える

面接では、「何を聞かれるか」よりも「何を伝えたいか」を持っておくと安心です。
事前に想定問答を用意し、自分の言葉で話す練習をしておくことが、説得力のある志望動機につながります。

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志望動機をしっかり伝えられると、面接官に「この人と会ってみたい」と思わせることができます。
では実際に面接の場では、どんな質問が来て、どう答えればよいのでしょうか?
👉 失敗しない!転職面接で必ず聞かれる質問と答え方【元面接官の裏解説】

7. よくあるNG志望動機と失敗例|内定を遠ざけるパターン・理由

どんなに熱意があっても、伝え方を間違えると逆効果になることも。

マルキ

この章では、実際によくある失敗パターンを紹介し、避けるべき表現や考え方について具体的に解説します。

7-1. 待遇・不満ばかり伝える志望動機のリスク

志望動機に「前職の給与が低くて」「残業が多くて辛かった」などの不満ベースの理由を出してしまうと、ネガティブな印象が残ります。
企業側は「また同じような理由ですぐ辞めてしまうのでは」と不安になるからです。

もちろん、労働環境の改善を求めての転職は正当な理由ですが、それを志望動機の中心に据えるのはNG。
あくまで「今後どうなりたいか」「その中でなぜこの企業を選んだのか」にフォーカスすべきです。

✅良い言い換え例:
「これまでの経験を活かしつつ、より自分らしい働き方を実現したいと考え、業務効率化に取り組む御社の取り組みに共感しました」

7-2. 抽象的・一般的すぎる内容のNG例

「人の役に立ちたいから」「スキルアップしたいから」といった抽象的でどこでも通用する内容では、企業ごとの納得感が弱くなります。

採用担当者は、「うちじゃなくてもいいよね?」と感じてしまうため、“この会社だからこそ”の視点を盛り込むことが大切です。

たとえば、「事業内容に共感しました」だけで終わるのではなく、どの事業にどんな共感を抱いたのか、なぜその事業に関心があるのかまで深堀りする必要があります。

✅良い改善例:
「人事制度設計に力を入れている御社の取り組みに惹かれました。前職で制度導入に携わった経験を活かし、より働きやすい環境づくりに貢献したいです」

7-3. 前職や企業批判にならない伝え方の工夫

面接での志望動機や転職理由では、前職の不満がついにじみ出てしまうことがあります。

たとえば、「前職は評価されなかった」「上司と合わなかった」といった表現は、どれだけ正直であっても“責任転嫁する人”という印象を与えかねません

ポイントは、「過去」よりも「未来」に視点を置いて伝えること。
前職で感じた課題をふまえ、「次はこういう環境で力を発揮したい」「こういうチャレンジをしたい」という前向きな意欲に変換することが大切です。

7-4. 応募企業ごとに志望動機を差別化する方法

「どこにでも通用する志望動機」は、便利なようでいて印象に残りません。
企業は、「自社のことをどれだけ調べてきたか」「どこに惹かれて応募してきたか」を重視しています。

そのため、たとえ同じ職種への応募であっても、企業ごとに“ひとことでも違いを入れる”工夫が必要です。

✅差別化の具体例:

  • 「御社は中小企業向けのDX支援に特化しており…」
  • 「社内ブログを拝見し、社員同士の風通しの良さが印象的でした」

こうした一文があるだけで、「ちゃんと調べている」「うちに本当に来たいんだな」という印象につながります。

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さらに具体的な「落ちる原因になるNGワード」を詳しく、元面接官視点で解説した記事もあります。
👉 なぜ落ちる?元面接官が語る志望動機・NGワード大全
面接や書類選考でのうっかりミスを防ぐために、ぜひチェックしてください。

次章では、「志望動機をさらに磨く方法」や「プロの視点での添削ポイント」をご紹介します。

8. 転職志望動機作成のQ&A・プロが教える添削アドバイス

マルキ

志望動機の作成で多くの方がつまずくポイントについて、Q&A形式で整理しました。

面接官として多くの応募書類を見てきた視点から、改善のヒントも交えてお伝えします。

Q1:志望動機って、どのくらいの文字数で書けばいいの?

A1:志望動機の文字数は、書く媒体や提出先によって異なります。履歴書なら150〜200文字程度が目安ですが、職務経歴書やWebエントリーの場合は300〜400文字でもOK。大切なのは「ダラダラ長くならず、ポイントを押さえているか」です。
「なぜ転職したいのか」「なぜその会社なのか」「自分の強みは何か」の3要素が簡潔にまとまっていれば、文字数はそこまで気にする必要はありません。最初は少し長めに書いて、あとで削って調整するのもおすすめです。

Q2:志望動機がうまく書けないのは、企業選びが間違ってるから?

A2:必ずしもそうとは限りません。
ただ、「その会社に入りたい理由が思いつかない」場合、企業選びが曖昧だったり、自分の価値観と合っていない可能性もあります。「なんとなく条件が良さそう」だけで選んでいると、志望動機はぼんやりしたものになりがちです。
もし書けないときは、企業のビジョン・事業内容・社員の声などをもう一度見直し、「なぜ惹かれるのか」「何に共感したのか」と自分に問い直してみましょう。それでもピンと来なければ、他の企業も視野に入れてみるのも一つの手です。

Q3:転職エージェントに志望動機の相談をするのはアリ?

A3:もちろんアリです。
特に、転職エージェントは「その企業が何を求めているか」に精通しているため、採用側の視点を踏まえたアドバイスをもらえることがあります。志望動機の添削や相談にも乗ってくれるので、客観的な意見がほしいときにはとても有効です。
ただし、テンプレート的な内容になることもあるため、自分の言葉で語ることも忘れずに。あくまで「ヒント」をもらうというスタンスで活用しましょう。

Q4:志望動機を仕上げる前に、準備しておくべきことは何?

A4:良い志望動機をつくるためには、準備が9割です。
まずは、「自分の強み・経験」「転職理由」「なぜその会社を選んだのか」の3つを言語化しておきましょう。さらに、企業の理念・事業内容・仕事内容を調べて、自分の価値観や目指す方向性と重なるポイントを探します。
そのうえで、「どの経験が活かせそうか」「どんな貢献ができそうか」を具体的に考えていくと、説得力のある志望動機が仕上がります。焦らず、土台づくりから取り組んでみてください。

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志望動機を書き上げたら、最後は「仕上げ」の段階です。
書類選考に通過するかどうかは、この最終チェックにかかっていると言っても過言ではありません。
そこで役立つのがこちら
👉 転職【志望動機】添削チェックリスト!内定が近づく|元面接官が作成

まとめ|転職志望動機・例文紹介

転職活動において、志望動機はあなたの“想い”と“戦略”を伝える大切なパートです。
どれだけスキルや実績があっても、「なぜこの会社なのか」「入社後にどんな貢献ができるのか」が伝わらなければ、面接官の心には響きません。

この記事では、志望動機の基本構成から、書き方のコツ、使えるテンプレート、職種別・ケース別の例文、さらに書けないときの整理法まで、網羅的に解説してきました。

大切なのは、「共感」と「根拠」と「展望」の3点を、自分の言葉で伝えること。
志望動機に“正解の型”はありませんが、「この人と一緒に働きたい」と思わせるような温度感と説得力は、誰にでもつくることができます。

書類選考でも、面接でも、「あなたらしい志望動機」が武器になりますように。
この記事が、あなたの転職活動の一助となれば幸いです。

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  • 志望動機のベースになるエピソードや経験をヒアリング
  • その経験から「どんな強み・志望理由が導けるか」を面接官目線で一緒に整理
  • 「こんな流れで書けば伝わりやすいですよ」といった骨格を提案
  • ご希望があれば、志望動機の添削もOK

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