転職の面接って、まるで恋愛の初デートみたいなものだと思うんです。
相手のことをまだ全部は知らないのに、「この人と付き合いたい」と思わせる理由を、短い時間でちゃんと伝えなきゃいけない。
でも、いざその場になると——
「家から近いから」「条件がいいから」みたいな、本音ではあるけれど相手に響かない言葉が、つい口から出てしまうことがあります。
それは嘘でも失礼でもないのに、なぜか相手の心に引っかからず、「それうちの会社じゃなくてもよくないですか?」と思わせてしまう。
面接で大事なのは、“自分の気持ち”を相手の目線で翻訳すること。
同じ内容でも、言葉を少し変えるだけで、「採用したい」に変わることはたくさんあります。
このガイドでは——
避けたほうがいいNGワードの正体と、その理由。
そして、あなたの志望動機を「自分本位」から「一緒に働きたい」に変える、言葉選びのコツを、具体例と改善プロセス付きでお届けします。
きっと読み終わるころには、「志望動機なんて特にない」というモヤモヤが、「あ、こう言えばいいんだ」という自信に変わっているはずです。
1.転職面接で落ちる志望動機「NGワード」が招く失敗とは?
転職の面接って、不思議な場所です。
マルキ本当は「もう少し給料が上がれば」とか「通勤がラクになれば」という、すごくシンプルな理由で動き出す人が大半なのに——面接官の前では、急に「立派な理由を言わなきゃ」と背筋が固くなってしまいますよね。
そして、そこでつい口にしてしまったひと言が、あなたの評価を静かに下げてしまうことがあります。
それは失礼な言葉でも、間違ったことでもないのに、「あ、この人はうちじゃなくてもいいのかも」と相手に思わせてしまう“色”を持っている言葉です。
この章では、その“色”の正体を一緒に見ていきます。
避けたほうがいい言葉の特徴、なぜそれを言ってしまうのか、そしてどう変えれば「この人と一緒に働きたい」に変わるのか。
ちょっとした言葉選びの魔法を知ることで、面接の空気がガラリと変わります。
1-1. そもそも『志望動機なんてねーよ』と感じる理由
転職活動を始めると、多くの人の心の中にこんなモヤモヤが生まれます。
「正直、志望動機なんて特にない…」
これは、恥ずかしいことでも不誠実なことでもありません。
むしろ自然です。多くの場合、転職のきっかけは「今の環境から抜けたい」「もう少し条件のいいところへ」という素直な気持ちから始まります。
ただ、面接という舞台では、この“素直すぎる言葉”は誤解を生みます。
面接官は「うちを選んだ理由」と「ここで何をしてくれるのか」を聞きたいのに、条件だけを答えられると、心の中でこうつぶやくのです。
「それ、他の会社でもいいんじゃないかな…?」
志望動機が浮かばないのは、やる気や能力の欠如ではなく、言葉の変換スイッチを知らないだけ。
「家から近い」も、「残業が少ない」も、本当は企業にとってのメリットに変えられる材料です。
それはちょうど、色鉛筆の使い方を知ると、同じ線でも絵が鮮やかになるようなもの。あなたの動機は、少しの言葉選びで“価値のある色”に変わります。
1-2. 面接官が感じる“NGワード”の特徴と見抜き方
面接官は、あなたの言葉の表面だけではなく、その奥にある“色”や“温度”を見ています。
たとえば——
「残業が少ないのが魅力です」
この言葉に、面接官は「仕事より条件優先なのかな」という色を感じます。
「成長したい」もそう。ポジティブに見えても、何を学んで、どこで、どんな変化を起こしたいのかがなければ、色は淡くぼやけてしまいます。
そして、「御社の理念に共感しました」。
これは悪くないのですが、面接官の頭の中には“よく聞く定番フレーズ”という札が立ちます。どの部分に、どんな経験とつながって共感したのかがあって初めて、その色は深くなるのです。
NGワードの正体は、「言ってはいけない単語」ではありません。
自分の都合で止まっている言葉と根拠の薄い言葉です。
反対に、「相手のメリットまで描く」「自分の経験を結びつける」ことができれば、その言葉は一気に鮮やかに、そして説得力を持つようになります。
1-3. SNSで語られるリアルなNG事例と体験談
X(旧Twitter)や転職系コミュニティをのぞくと、「志望動機で落ちた話」は星の数ほど流れています。
たとえば、ある投稿では——
面接官「志望動機を教えてください」
私「家から近いので…」
面接官「(笑顔だけど目が笑ってない)」
結果:不採用
たったこれだけで落ちるの?と感じるかもしれませんが、面接官の立場からすると“家から近い”は「他社でもいい理由」にしか聞こえないのです。
別の事例では、
「御社の雰囲気が良さそうで」
と答えたら、「うちは雰囲気で選ぶ会社じゃない」と思われたのか、やっぱり不採用。
SNSで見かけるこれらのエピソードは、笑い話に見えて、実は面接官のリアルな判断基準を映しています。
「他社でもいい理由」や「根拠のない褒め言葉」だけでは、動機としては弱い。
それを知らないまま、素直に答えてしまう人が多いのです。
1-4. なぜ人はNGワードを使ってしまうのか?(背景分析)



NGワードを口にしてしまう背景には、いくつかのパターンがあります。
パターン① 面接緊張で条件ワードが口から出てしまう
緊張すると、脳は「今すぐ思いつく安全な言葉」を選びます。給料・勤務地・残業時間などは言いやすい安全地帯。でも、そのまま出すと条件だけの動機になってしまいます。
パターン② 自己分析不足で抽象的な言葉を乱用
「成長したい」「挑戦したい」などは、一見ポジティブですが、具体性がなければ色の薄い言葉に。面接官は「で、何を?」と心の中で突っ込みます。
パターン③ 前職への不満をそのまま転職理由にする
「人間関係が悪かった」「評価されなかった」。これは面接官にとって危険信号です。「うちでも不満を言うのでは?」と思われてしまいます。
パターン④ 「ありのまま言ったほうが正直で良い」という誤解
もちろん正直さは大事。でも、面接は日記帳ではありません。相手の立場を考えたうえで、事実を“採用される言葉”に変える必要があります。
改善の第一歩は、自分が使っている言葉を意識することです。
「これ、相手から見てどう聞こえるかな?」と一度立ち止まるだけで、言葉の色は変わります。そこに“言い換えの習慣”が加われば、志望動機は見違えるほど強くなります。
2. 転職・面接で絶対避けたいNGワード大全



志望動機で落ちる人の多くは、「ダメな単語を言ってしまった」から落ちるわけではありません。本当の理由は、その単語が相手に“自分本位”と映ってしまったことです。
ここからは、よくあるNGワードをタイプ別に分けて、改善のヒントまでお伝えします。
2-1. 条件重視系NG|面接で絶対避けたいNGワード
「給料がいい」「家から近い」。これ、本音ですよね。私だってわかります。
でも面接でそのまま言うと、「あれ、この人…条件が変わったらすぐ辞めちゃうのかな?」と見られてしまうんです。
ここでは、その“もったいない本音”を、ちゃんと好印象に変える方法をお話しします。
NG例:「給料がいい」「家から近い」
面接官は、このフレーズを聞くと、心の中でこうつぶやきます。
「それ、うちじゃなくてもよくない?」
もちろん、条件面が魅力で応募するのは自然なこと。
でも、それをそのまま口にすると、“条件が合わなくなったら辞めそう”という印象を与えてしまいます。
改善例:
「成果を正当に評価してもらえる制度に魅力を感じました。前職では売上目標の達成に向けて改善提案を繰り返し、実績を出すことで評価につながりました。御社でも同じように成果を積み上げ、長期的に貢献していきたいです。」
条件は入口のきっかけでも、志望動機として語るときは「条件を活かして何をするか」まで描くことが大事です。
2-2. 自己成長系NG|面接で絶対避けたいNGワード
「学びたい」「成長できる」…言ってることは素敵なのに、なぜか響かない。
それは、少しだけ“何を・どこで・どう活かすか”が足りないから。
ここでは、ふわっとした成長意欲を、面接官の胸に刺さる未来図に変える方法をお伝えします。
NG例:「学びたい」「成長できる」だけで終わる
このフレーズも、面接官にとっては“惜しい言葉”です。
成長意欲は評価されますが、「どんなスキルを、どんな場面で使えるようになりたいのか」がないと、熱意が空中で漂ってしまいます。
改善例:
「マーケティング分析スキルを身につけ、御社の新規事業でデータドリブンな提案ができるようになりたいです。」
“学びたい”を、“何を学んで、どこで活かすのか”に変えると、言葉は急に重みを帯びます。
2-3. 転職理由の誤変換系NG|面接で絶対避けたいNGワード
「前職の人間関係が…」——これ、気持ちは痛いほどわかります。
でも面接でそのまま話すと、あなたの中の前向きさが相手に届かなくなってしまう。
ここでは、不満を“未来に向かう理由”に変える、ちょっとした言葉の魔法をお伝えします。
NG例:「前職の人間関係が…」
これを聞くと、面接官の脳裏には赤い警告灯が灯ります。
「うちでも同じ理由で辞めるのでは?」という不安です。
改善例:
「チームで協力しながら成果を出せる環境で、自分の提案力や調整力を活かしたいと考えています。」
不満をそのまま話すのではなく、“欲しい環境”として前向きに言い換えるのがコツです。
2-4. 雑談系NG(軽すぎる表現)|面接で絶対避けたいNGワード
「なんとなく」「楽しそう」。友達同士なら全然OK。むしろ可愛いくらいです。
でも面接では、「この人、本当に続けられるかな?」と疑われてしまうことも。
ここでは、そのふわっとした好意を、ちゃんと根拠のある“本気の志望動機”に変えるコツをお話しします。
NG例:「なんとなく」「楽しそう」
面接官の心の中:「部活じゃないんだから…」
楽しそうという気持ちは悪くないですが、面接では動機の根拠が必要です。
改善例:
「業務内容の〇〇に強く惹かれました。特に〇〇の工程では、これまでの△△の経験を活かせると感じています。」
感覚的な好意は、根拠とセットにすることで“魅力的な動機”に変わります。
2-5. 履歴書や応募書類に書いてはいけない志望動機(まとめ)
履歴書って、自分のことを書く紙なのに、なぜか「自分のことだけ」書くと落ちてしまう不思議な世界です。
条件だけ、ふわっとした言葉、前職の不満…。これらは全部、読む人の心に「この人、うちで働くイメージがわかないな」という影を落とします。
ここでは、そんな“無自覚なNGワード”を避けながら、相手のメリットもちゃんと添える書き方のポイントをまとめます。
- 条件だけの理由
- 抽象的すぎる言葉
- 前職の不満を直接的に述べる
- 根拠のない褒め言葉
これらはすべて、“自分のことだけ”に見える原因になります。
書類でも面接でも、「相手にとってのメリット」を添えることが何より大切です。
2-6. 薄い志望動機でも“受かる人”が使わない言葉
受かる人は、志望動機が完璧でなくても、余計なマイナス印象を与える言葉を避けるのがうまいです。
「御社なら成長できそう」ではなく、「御社の〇〇分野で□□を身につけたい」と具体化する。
ほんの一歩踏み込むだけで、印象はガラリと変わります。
2-7. 自己分析不足が招く誤ったアピール・言い換えパターン
自己分析が浅いと、「とにかく頑張ります」や「何でもやります」という抽象的なアピールになりがちです。
これでは、面接官の頭の中にあなたの働く姿が描けません。
改善のヒントは、「過去の経験 → 学んだこと → 活かす場面」の3ステップで考えること。
これだけで、同じ内容でも“伝わる色”に塗り替えられます。
3. OKになる!志望動機の作成ノウハウと改善ポイント
ここまでで「避けるべき言葉」はわかってきました。



どうすれば“採用したい”と思われる志望動機に変えられるのかをより具体的に見ていきましょう。
3-1. 採用担当者が納得する志望動機の構成と書き方
面接官が志望動機に求めているのは、大きく分けて3つの要素です。
- なぜこの会社なのか(企業理解)
- 自分が何を提供できるか(貢献意欲)
- そのために何をしてきたか(経験・実績)
この順番で話すと、相手の頭の中に「この人が働く姿」が浮かびやすくなります。
たとえば——
「御社の〇〇事業に共感し、前職で培った□□の経験を活かして△△の分野で貢献したいと考えています。」
といった具合に、“会社の価値観”と“自分の経験”を一本の線でつなぐのです。
3-2. 志望動機で重視すべき“企業理解”と“業界・職種マッチ”
志望動機が浅くなる最大の原因は、「企業理解の不足」です。
会社概要やホームページを5分見ただけでは、他社との差別化ポイントは見えてきません。
面接官は、“あなたがその会社のどこに惹かれたのか”を知りたいのです。
たとえば——
- 業界で珍しいサービス展開
- 独自の技術やノウハウ
- 社員インタビューから感じる社風
こういった「表に出にくい魅力」を拾い、自分の経験や強みとリンクさせることで、志望動機は一気に鮮やかになります。
3-3. 未経験・異業種転職時の志望動機の伝え方と例文
未経験職種への挑戦は、志望動機の作り方がカギです。
経験が直接なくても、「共通するスキル」や「姿勢」を前面に出せば十分戦えます。
例:営業未経験から営業職へ挑戦する場合
「前職では接客業でお客様の要望を引き出し、最適な提案を行ってきました。この経験を活かし、御社の営業職として、お客様との信頼関係構築に貢献したいです。」
大事なのは、“経験がないこと”よりも“経験をどうつなげるか”です。
3-4. 職種別で響く理由・アピール方法
志望動機は「みんな同じ型に当てはめればOK」ではなく、その職種に合った香りを持たせると一気に説得力が増します。
面接官は、「この人がうちに来たら、どこで輝くんだろう?」と想像しています。だからこそ——
- 営業職:数字への責任感や、顧客と信頼関係を築ける人柄。例えば「毎月の売上目標を追いながらも、お客様の課題解決を第一に行動してきた経験があります」といった形。
- エンジニア:課題解決力や、改善を続ける粘り強さ。「バグ修正だけでなく、ユーザー目線でのUI改善を提案してきました」などが響きます。
- 製造業:品質や安全への意識、効率化の工夫。「製造ラインの改善提案で不良率を○%下げました」など、数字とともに語れると強いです。
こうして「あなたならではの武器」を志望動機に少し混ぜ込むだけで、“即戦力感”と“この人が必要だ感”がグッと高まります。
3-5. 一貫性や熱意・貢献意欲を伝える締めくくり・書き出しのコツ
志望動機は、書き出しと締めくくりで印象がほぼ決まります。
書き出しは、相手の心をつかむ最初の一言です。例えば——
「御社の〇〇事業に強く惹かれ、これまでの□□経験を活かせると感じました」
このように、なぜここなのかを一言で明確にしてあげると、面接官は安心して耳を傾けられます。
締めくくりは、未来の自分を見せる場所。
「御社の成長に長期的に貢献していきたいと考えています」など、“これから”を描く言葉で終えると、前向きな余韻を残せます。
しいたけさん風に言うと、「出会いの瞬間」と「別れ際のひと言」の両方で相手の心をあたためる感じ。ここがそろっていると、あなたの印象は静かに、でも確実に残ります。
3-6. ChatGPTでNG志望動機を改善するプロセス実演
最近は、志望動機を作るときにChatGPTを使う人も増えています。



「そのままコピペ」ではダメ。AIはあなたの人生を代わりに歩んできたわけではないので、“あなたらしさ”は自分で足す必要があります。
この章ではNGの志望動機を改善するプロンプトを紹介します。
たとえば——
Before:
「家から近いので応募しました」
の志望動機を改善する場合、次のようなプロンプトを入力してください。(※コピペOKです)
改善プロンプト例:
次の志望動機を、企業のメリットも含めてポジティブに書き換えてください。
【志望動機】家から近いので応募しました。
すると次のような回答がChatGPTから得ることができます。
After(OK例):
「勤務地が近く、長期的に通いやすい環境であることに加え、御社の〇〇事業に強く魅力を感じました。これまでの△△経験を活かし、□□分野で貢献したいと考えています。」
こうして“叩き台”を作ったら、最後はあなた自身の経験やエピソードを足してあげてください。
ChatGPTは「文章を整えてくれるお手伝いさん」。でも、その文章にあなたの体温を入れるのはあなただけなんです。
4. 面接官視点で解説:NGを避け、印象を良くする志望動機・実例集
NGワードを避け、OKパターンの構成もわかってきたら、あとは実際の会話にどう落とし込むかです。



ここからは、私が面接官として「お、この人いいな」と思った実例を交えてご紹介します。
4-1. 好印象を与える経験・スキルのアピール例
面接官がぐっと前のめりになる瞬間があります。
それは「過去の経験と、これからやりたいことが一直線につながった時」です。
例:営業職志望の場合
「前職では新規顧客の開拓を担当し、月平均10件の契約を獲得しました。この経験を活かし、御社の新規事業でも市場開拓に貢献できると考えています。」
数字や具体例を入れると、相手の頭に“あなたが働いている姿”が浮かびやすくなります。
これが「いいね、うちで働くイメージ湧くよ」という感覚につながります。
4-2. 共感・ビジョン・社風との相性を伝える方法
企業が求めるのは、スキルだけではありません。
「この人はうちの空気に馴染みそうだな」という安心感も大きなポイントです。
たとえば——
「御社の〇〇プロジェクトの記事を読み、社員全員で課題に取り組む姿勢に強く共感しました。私も前職で〇〇の課題解決にチームで挑戦し、その時に培った△△力を御社で活かしたいです。」
社風との相性は、企業HPや社員インタビューからヒントを得ると自然に言葉にできます。
4-3. 求人情報・福利厚生・待遇への言及はどこまでOKか?
ここは多くの人が迷うポイントです。
結論から言えば、「条件だけ」ではNGですが、「条件を活かしてどう貢献するか」まで語れればOKです。
NG:「年間休日が多く、ワークライフバランスを重視できそうなので」
OK:例
「年間休日が多く、自己研鑽や資格取得の時間を確保できる環境に魅力を感じました。その時間で習得したスキルを〇〇の分野で活かしたいと考えています。」
条件はきっかけであり、目的ではない、この意識が大切です。
4-4. 即戦力として期待される志望動機の具体フレーズ
即戦力感を出すには、「これまで」と「これから」をワンフレーズでつなぐのが有効です。
例:
- 「前職での〇〇経験を活かし、御社の△△業務に即戦力として貢献します。」
- 「□□プロジェクトで培った調整力を、御社の新規案件でも発揮できると考えています。」
- 「これまでの経験で培った〇〇スキルを、御社の□□分野で最大限活かします。」
こういう一文を志望動機の最後に添えると、「お、すぐに活躍してくれそうだな」という印象を残せます。
5. 【Q&A】転職志望動機のよくある質問と悩みへの回答
志望動機の作り方やNGワードは理解できても、実際に文章にしようとすると手が止まる…そんなときによく出る質問をまとめました。
面接官としての経験を踏まえて、ひとつずつ答えていきます。
5-1. Q:本当に志望動機が思いつきません。どうしたらいいですか?
A:まず、「書くことがない=やる気がない」ではありません。多くの場合、材料が頭の中にあるのに整理できていないだけです。
やり方はシンプルです。
- 「なぜこの業界?」
- 「なぜこの会社?」
- 「自分の経験のどこが活きる?」
この3つに答えるメモを作り、それを組み合わせるだけで、志望動機の骨組みができます。
5-2. Q:志望動機って何文字くらいがいいんですか?
A:履歴書や職務経歴書なら200〜300文字程度が読みやすいです。面接では1〜2分で話せる量を意識しましょう。
構成の黄金パターンは、
- 興味を持った理由(会社・事業)
- 自分の経験・強み
- 未来への貢献意欲
この順番で話すと、自然にまとまります。
5-3. Q:自己分析って、どうやればうまくいきますか?
A:自己分析は「過去の棚卸し」です。
- 成果を出した経験
- 乗り越えた課題
- 周囲からよく言われる長所
これらを並べると、自分の“軸”が見えてきます。
その軸と応募先の特徴をつなげると、「この人はうちに合う」という納得感が生まれます。
5-4. Q:志望動機をAIに書かせても面接官にバレませんか?
A:文章そのものからAI使用を判断することは、ほぼ不可能です。
ただし、“自分の言葉”になっていないと、面接で深掘りされたときに答えられなくなります。
AIはあくまで叩き台として使い、その後に自分の経験・エピソードを加えるのが安全です。
6. まとめ:落ちる志望動機、NGを避けて転職成功につなげるために
ここまで読み進めてきて、あなたはもう「なぜ落ちる志望動機になるのか」も、「どう改善すれば受かるのか」も理解しているはずです。
志望動機づくりで大切なのは——
- NGワードを避ける意識
- 企業理解と自己分析を組み合わせる力
- 自分の言葉で未来を描くこと
面接官は、完璧な文章を求めているわけではありません。
「この人と働きたいな」と思える“温度感”と“具体性”があれば、それが一番の合格要因になります。
もし今、「まだ文章に自信がない…」と感じるなら、今日からできることは2つです。
- NG例を、自分の経験に合わせて言い換えてみる
- OK例の構成をマネして、自分なりのエピソードを足す
そして、さらに志望動機の完成度を高めたい方は、こちらのピラー記事に載せている28個のコピペOK例文を参考にしてください。
きっと、「これなら面接官に響く」という手ごたえが持てるはずです。→ 転職志望動機【例文28選】元面接官が教えるコピペOKテンプレ&内定に近づく書き方

